西村 卓三(にしむら たくぞう)の掛け軸買取を実施中!【SATEeee掛け軸買取】へ

1.西村 卓三の掛け軸作品をお持ちで売りたいお客様へ

西村卓三は、日本画家です。官展へ出品を重ねるなど京都日本画壇の中堅として将来を嘱目されていましたが、47歳の時に脳溢血のため亡くなりました。西村卓三が描く花鳥、動物画は高度な写実力で定評があったためその急逝は惜しまれました。

このページの目次

2.掛け軸作家「西村 卓三」についての概要

西村卓三(1908年〜1955年)は1932年の第13回帝展に『湖畔小景』が初入選し、次いで第15回帝展の『織工』が特選となり一躍脚光を浴びました。その後、新文展、日展においてほとんど毎回出品し、1950年の第6回日展以来日展依嘱となりました。制作活動の一方で、京都市立美術工芸学校の教員となり後進を指導しました。

3.掛け軸作家「西村 卓三」の生い立ちや歴史

西村卓三は画家であった西村五雲の二男として京都市に生まれました。絵を学ぶために京都市立美術工芸学校を経て、京都市立絵画専門学校に入学しました。卒業後も同校研究科に在籍しながら、父五雲の画塾「晨鳥社」で画業の研鑽に励みました。

4.西村 卓三の掛け軸作品の代表作一覧

  • 湖畔小景
  • 織工

5.西村 卓三の掛け軸作品の買取査定ポイントのご案内

西村卓三の作品は昔から、工芸印刷、手彩色の木版画といった偽物も多いです。鑑定には慎重を期す必要がありますが、日本の百貨店や画廊などで目録や証明書付きで購入された作品であれば価値が保証されています。まずは西村卓三本人の真作であるかどうかが大きなポイントです。また保存状態は良いか、制作された年代やタイトルがはっきり分かっているかなどの一般的な骨董品の査定基準ポイントもあてはまります。

代表的な掛け軸作品の査定ポイント
  • 西村卓三本人の作であるかどうか(証明書や鑑定書があればなお良い)
  • 作者の署名(銘)があるか
  • 保存状態は良好か(欠けなどはないか)
  • 素材は何でできているか
  • 付属品は揃っているか(共箱・共布・栞などが残っているか)

6.西村 卓三の掛け軸作品の取引相場や取引参考価格

取引相場価格は、保存状態や作品の種類や制作年度によって大きく変わります。西村卓三の作品は市場に出回ることが稀なので、実際の買取相場価格は残念ながら不明です。西村卓三の真作であることが証明できる作品であれば、高値で取引される可能性があります。

7.西村 卓三の掛け軸作品の買取についての情報まとめ

花鳥、動物画で名声を得ていた、西村卓三。志半ばで急逝したため残存作品は多くありませんが、それゆえ西村卓三の作品は希少で市場価値が高いです。西村卓三郎の作品を売却しようと思っているのなら、真作証明できることはもちろん、作品の保存状態、付属品が揃っていることも合わせて確認しておきましょう。

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