西脇 順三郎(にしわき じゅんざぶろう)の掛け軸買取を実施中!【SATEeee掛け軸買取】へ

1.西脇 順三郎の掛け軸作品をお持ちで売りたいお客様へ

西脇順三郎は日本の詩人、英文学者です。戦前のモダニズム・ダダイスム・シュルレアリスム運動の中心人物と知られるほか、生涯に多くの水彩画並びに油彩等の絵画作品を残しています。1971年には文化功労者、1973年にはアメリカ芸術科学アカデミーの外国人名誉会員に選ばれました。

このページの目次

2.掛け軸作家「西脇 順三郎」についての概要

西脇順三郎(1894年〜1982年)は慶應義塾大学理財科予科に入学すると英書を読み漁り、フランス象徴派詩人の知識を得るようになりました。1960年代に入って、プルーストやジョイスの手法を駆使した長編詩集『失われた時』をはじめ、『豊饒の女神』、『えてるにたす』などを発表し、この頃西脇順三郎の詩風は頂点に達したといわれています。

3.掛け軸作家「西脇 順三郎」の生い立ちや歴史

新潟県北魚沼郡小千谷町に小千谷銀行頭主の西脇寛蔵の三男として生まれた西脇順三郎は、小千谷中学卒業と共に図画教師にすすめられて画家を志望しました。早くから絵画の才能を発揮し、1968年11月には銀座の文藝春秋画廊で個展を開きました。

4.西脇 順三郎の掛け軸作品の代表作一覧

  • 失われた時(1960年)
  • 豊饒の女神(1962年)
  • えてるにたす(1962年)
  • 野原をゆく(1972年)
  • 雑談の夜明け(1978年)

5.西脇 順三郎の掛け軸作品の買取査定ポイントのご案内

西脇順三郎の作品は詩集、詩画集、評論、随筆、翻訳など多種類ありますが、どれも人気が高いだけに偽物も多いです。鑑定が非常に難しい作家ですが、まずは西脇順三郎本人の真作であるかどうかが大きなポイントです。また保存状態は良いか、制作された年代やタイトルがはっきり分かっているかなどの一般的な骨董品の査定基準ポイントもあてはまります。

代表的な掛け軸作品の査定ポイント
  • 西脇順三郎本人の作であるかどうか(証明書や鑑定書があればなお良い)
  • 作者の署名(銘)があるか
  • 保存状態は良好か(欠けなどはないか)
  • 素材は何でできているか
  • 付属品は揃っているか(共箱・共布・栞などが残っているか)

6.西脇 順三郎の掛け軸作品の取引相場や取引参考価格

国内のネットオークションで、西脇順三郎の作品が2万7千円で落札されました。この作品は322mmx225mm、油彩という条件で出品されたものでした。真贋の判別ができないながらも、保存状態が良いことからスムーズな取引が成立しました。日本の百貨店や画廊などで目録や証明書付きで購入された作品であれば価値が保証されているので、より高値での売買が期待できるでしょう。

7.西脇 順三郎の掛け軸作品の買取についての情報まとめ

西脇順三郎は1958年に谷崎潤一郎とともにノーベル文学賞の候補者(候補41人中)に挙がっていたものの、受賞を逸しています。しかしながら西脇順三郎の功績は国内外で認められ、現代も根強いコレクターが存在します。西脇順三郎の作品を売却しようと思っているのなら、真作証明できることはもちろん、作品の保存状態、付属品が揃っていることも合わせて確認しておきましょう。

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