西山 完瑛(にしやま かんえい)の掛け軸買取を実施中!【SATEeee掛け軸買取】へ
1.西山 完瑛の掛け軸作品をお持ちで売りたいお客様へ
西山完瑛は幕末・明治期の日本画家です。父・西山芳園の画法を受け継ぎ、上品で「はんなり」とした風情ある人物・花鳥を得意としました。親子二代に渡って大坂四条派を牽引した代表的な作家であるため、高値での買取も十分期待できると思われます。
このページの目次
2.掛け軸作家「西山 完瑛」についての概要
西山完瑛は、呉春に始まる四条派を受け継いだ大坂四条派の絵師でした。花鳥や魚、人物など、身近な季節の風物を上品に写し取ったものが多くみられます。写実性を重視しつつも描き込みは最小限に抑え、少ない筆数でさらりと描かれているのが特徴といえましょう。その画風は大坂の上流階級に好まれ、茶会や料亭などの床の間を風情豊かに彩りました。
3.掛け軸作家「西山 完瑛」の生い立ちや歴史
西山完瑛は1834年、四条派の絵師・西山芳園の子として大坂に生まれました。画法を父・芳園に学び、また儒学も後藤松陰の門下で修めています。播磨明石藩に仕えましたが、維新後は大坂画壇四条派の雄として活躍しました。
4.西山 完瑛の掛け軸作品の代表作一覧
- 和美人
- 涼船図
- 大坂名所十二景
5.西山 完瑛の掛け軸作品の買取査定ポイントのご案内
西山完瑛の作品は大坂の商家など上流階級の床の間を飾ってきたものが多く、各家で大切に保存されてきたため状態も良いものが多いようです。高値での買取には間違いなく西山完瑛の真作であることが条件ですが、保存状態や画題、署名や落款の確かさなどによっても査定額は大きく変動します。
代表的な掛け軸作品の査定ポイント- 保存状態は良好か(褪色、シミ、カビ、虫喰いなどはないか)
- 画題はなにか
- 鑑定書や共箱があるか
- 西山完瑛の署名(銘)や落款があるか
- どのような仕立てか
6.西山 完瑛の掛け軸作品の取引相場や取引参考価格
西山完瑛の作品はネットオークションなどで132,000円で落札された実績があります。『春日龍神図』という画題で、絹本着色金泥、背景に金雲入りの横大幅の作品で、サイズは掛軸全体が長さ160cm、横幅92cm、画寸は長さ75.5cm、横幅54cm、状態は「本紙は、染み、汚れ、折れ、しわがあります。表装は、薄汚れ、軽い折れ、しわ、破れがあります」と説明されていました。
7.西山 完瑛の掛け軸作品の買取についての情報まとめ
西山完瑛は父・芳園に続いて四条派を継承し、その上品で穏やかな画は大坂商家で広く愛されました。近代大坂画壇で活躍した代表的な作家だけに、高値買取が十分期待できます。西山完瑛の作品をお持ちでしたら、是非一度査定に出されてみることをお勧めいたします。
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