乃木 希典(のぎ まれすけ)の掛け軸買取を実施中!【SATEeee掛け軸買取】へ

1.乃木 希典の掛け軸作品をお持ちで売りたいお客様へ

乃木希典は明治時代を代表する軍人です。当時の日本国軍の最高峰として、海軍の東郷平八郎とともに「海軍の東郷、陸軍の乃木」と称されました。直筆の作品としては、自らの信念を現した書画などの掛け軸を多数残し、今もなおコレクターの間では高値で取り引きされています。

このページの目次

2.掛け軸作家「乃木 希典」についての概要

   

乃木希典は、漢学者の結城香崖に入門して、漢籍・詩文を学んだ後、ドイツ留学中に軍制、戦術を研究します。軍人としては戦略や機略に乏しかったという見方もありますが、希典の古武士的な精神は、日本軍に大きな影響を与えました。また、後に学習院院長を務め皇族子の教育に尽力し、明治天皇崩御後の大葬の日に殉死したことは有名です。東京にある乃木坂や各地の乃木神社は希典に由来しています。

3.掛け軸作家「乃木 希典」の生い立ちや歴史

    

1849年、長州藩の藩士の子として生まれます。明治維新後には、フランス式の軍事教育を受け、1871年に陸軍少佐となり、西南戦争に出陣しますが、西郷軍に軍旗を奪われます。1886年、ドイツに1年間留学後は日清戦争に従軍し、戦争末期の1896年には台湾総督という立場にまでなりました。日露戦争には大将に昇進、旅順を攻略し大きな功績をあげます。その後、軍事参議官になり、1907年に学習院長を兼任。1912年明治天皇崩御後、大葬の日に自宅にて夫人静子とともに殉死しました。

4.乃木 希典の掛け軸作品の代表作一覧

  • 金州城外の作
  • 爾霊山
  • 凱旋

5.乃木 希典の掛け軸作品の買取査定ポイントのご案内

  

乃木希典の掛け軸は、希典の作品のコレクターが多く存在します。ですので、状態が良く本物であれば高い値がつきやすいでしょう。また作品の箱書きや画賛などに関わっていた人物も大きな査定ポイントとなります。

代表的な掛け軸作品の査定ポイント

  • 作品に署名や印が入っているか。
  • 共箱や二重箱など付属品はどの程度あるのか。
  • 破れ、日焼け、シミ、シワなどの作品の保管状態の具合。
  • 箱書きや鑑定書を用意した人物は誰か。

6.乃木 希典の掛け軸作品の取引相場や取引参考価格

 

乃木希典の掛け軸は、特定の著名人が関わったものもしばしば見受けられます。例えば『三行書 掛軸 乃木大将』という掛け軸は、約89,000円の値が付いています。付属品は、共箱・共布、陸軍大佐の塚田清一鑑定書付のものです。材料は紙本、サイズは軸装約縦230cm×横58cm、作品自体は縦131cm×横42cmで、状態は経年変化から発生する多数の蔵ジミや汚れ、巻きジワがあります。また『爾霊山 漢詩文』という明治期頃の掛け軸は、形状が1幅、サイズは本紙30cm×53cm、総丈130cm×67cmの紙本、牙軸で少々の折れやシミなどの痛みがある状態のものです。これには、海軍大将であった有馬良橘の箱書、二重箱入の付属品がついています。印が無いので席上揮毫された作品と考えられ、約34,000円で取引された実績があります。

7.乃木 希典の掛け軸作品の買取についての情報まとめ

 

日本軍の中では「聖将」と呼ばれていた乃木希典は、ファンも多く、掛け軸も人気が高い傾向があります。本物であれば高値が期待できます。希典の作品の場合には掛け軸の内容や、作品に関わった人物にも査定額が左右されます。お持ちの方はぜひ査定されてみてはいかがでしょうか。

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