貫名 海屋(ぬきなかいおく)の作品を高価買取!掛け軸の査定ポイントを徹底解説!

1.貫名 海屋の作品を売りたいお客様へ

貫名 海屋の掛け軸を保有していて、処分をしてみようと思った場合には、廃棄する前に必ず、オークションサイトに出品するようにするのがお勧めです。思いもよらないほどの高額での取引も可能になることが考えられます。

このページの目次

2.貫名 海屋についての解説

貫名 海屋は江戸後期に隆盛を極めた文人書画の巨匠で儒者です。徳島に生まれました。姓は吉井、名は苞、字を君茂・子善、通称は泰次郎と伝えられています。彼の別号としては菘翁・方竹山人・須静山人も知られています。書は西宣行から宋法を学んだと伝えらえています。彼は近世第一の能書家と言われており、須静塾を開き後進の指導にあたりました。1863年、86才でした。

3.貫名 海屋の歴史

貫名 海屋の書名は非常に高く,晋・唐の法帖を臨摹しました、また平安期の名跡を学んで古雅秀麗な書風をつくりあげ,幕末を代表する能書の一人となりました。当初は狩野派の絵を学びましたがその後、長崎に遊学して南画を習得しています。品格の高い彼の独自の書風は、市河米庵、巻菱湖と合わせて「幕末の三筆」と称されました。美しい彼の書体は現在でも多くの人から称賛を受けています。壮年のころ,高野山に登り,空海の筆跡に心酔したのが書を学ぶきっかけであったと伝えられています。

4.貫名 海屋の代表作

  •  夏山過雨後図 

5.貫名 海屋の作品の買取査定ポイント

掛け軸の買取査定をする際に、有名作品かどうかが査定対象になります。また、贋作などの可能性もあるため、鑑定書などありますと、より高値が期待できます。

代表的な査定ポイント
  • 鑑定書があること
  • ダメージがみあたらないこと
  • 有名作品であること

6.貫名 海屋の作品の取引相場価格

貫名海屋 肉筆紙本 多行書 掛軸(全体縦189cm×横71.5cm。本紙縦135cm×横58cm)のオークションサイトでの買い取り価格は12.111円です。真作であることの証明ができないためにこの価格となってしまっていますが、仮に真作であればもっと高額な査定となるはずです。汚れなどが無ければさらに好条件の査定になることでしょう。

7.貫名 海屋の作品の買取についてのまとめ

貫名 海屋の絵あるいは書はいずれも端麗なものでありますので、オークションサイトでは高額な買取査定となるはずです。査定を依頼する場合には必ず、箱の存在の有無、贋作でないことの証明書、汚れが無いことを提示するようにするといいでしょう。