大林 千萬樹(おおばやし　ちまき)の作品を高価買取！掛け軸の査定ポイントを徹底解説！

1.大林 千萬樹の作品を売りたいお客様へ

大林千萬樹は、大正から昭和にかけて活躍した美人画で有名な日本画家です。その作品は高く評価されていますので、家や実家にあるかもしれないという人は、これから紹介する大林千萬樹の人物や作品についての記述を参考にしてください。

2.大林 千萬樹についての解説

大林千萬樹は、明治生まれの日本画家で第13回巽画会において「胡笳の声」という作品が褒状一等受賞したのが最初で、その後も数々の作品が展覧会で入選しました。その画は、江戸時代の風俗を元に描かれて美しい女性の表情をうまく表現しています。大正の最初のころの代表的な院展系美人画でした。日展入選も果たしていますし、日本美術展でも入選しています。また、巽画会会員で日本美術院院友です。

3.大林 千萬樹の歴史

大林千萬樹は岡山県の生まれですが、若いうちに東京に行き富岡永洗に師事し画を学び、その後は川合玉堂や鏑木清方といった著名な画家の弟子になり研鑽を積んでいきました。鏑木清方には女性の表情の描き方を学び、うまく自分の作品に活かしています。各地を転々として住んでいたことでも有名で奈良、名古屋、京都と移り住み、亡くなった時は熱海にいました。いろいろな場所に住むことでリフレッシュしながら絵心を磨いていたのかもしれません。今もなお、その美人画は人気が高く、各地で展覧会が開かれています。

4.大林 千萬樹の代表作

• 胡笳の聲（1913年）
• 編笠茶屋（1914年）

5.大林 千萬樹の作品の買取査定ポイント

大林千萬樹の作品を査定するポイントは、まずは本人の作品であるかどうかが大事なので落款を見ます。そして、傷み具合もチェックしないといけません。また、高温多湿な場所は控え適切な環境で保管することをお勧めします。古い時代のものにしては容認できる傷みや虫食い、シミやしわはそんなに査定に響かないでしょう。

代表的な査定ポイント

• 真作であること
• 軸が外れていないか
• 直された形跡があるかどうか

6.大林 千萬樹の作品の取引相場価格

大林 千萬樹の作品の取引相場価格としては、「真作 若年作 佳品」大林千萬樹の美人画が【真作 若年作 佳品】43.000円と高額で取引されておりました。また、真作で大林千萬樹「人形つかひ 共箱 二重箱」は、30.000円が取引価格であり、他の作品も高額での取引に期待できます。

7.大林 千萬樹の作品の買取についてのまとめ

大林千萬樹は、大正から昭和にかけて活躍した日本が画家ですが、市場に出回ることもあり、美人画が高く評価されています。保存状態が良ければ高値も期待できますので、お宅の押し入れなどにある方は、一度査定してみることをおすすめします。