落合 朗風(おちあい ろうふう)の作品を高価買取!掛け軸作家の査定ポイントを徹底解説!

1.落合 朗風の作品を売りたいお客様へ

落合 朗風は大正~昭和初期にかけて活躍した日本画家です。知名度は決して高くないため知る人ぞ知る画家であり、作品数も少ないことから希少性の高さが特徴といえます。ネットオークションでも高騰していますが、コンディションが良い作品であれば、買取でも高値が期待できるでしょう。

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2.落合 朗風についての解説

落合 朗風は若くして亡くなったため作品数は多くありません。しかし、数少ない作品はいずれも高く評価されており、「洛外風趣」などの代表作も少なからずあります。作風は独特で、各モチーフを細部まで描写したものもあれば、抽象的に描かれた作品も存在します。作品を手がけた時期によって若干作風が異なるのも面白いところで、現在でも落合 朗風が評価されている理由ともいえます。

3.落合 朗風の歴史

落合 朗風は1896年に現在の東京都で生まれました。本名は平次郎と言います。18歳の時に画家になることを志して京都へ行き、小村大雲に師事しました。半年ほど絵画について学んだ後、川端画学校に進学して技術に磨きをかけています。本格的に活動を始めたのは19歳の時で、明治絵画会に「后興」を出品、以後も帝展などへ様々な作品を出品しました。1928年に作成した「華厳仏」は青龍賞を受賞し、全国へ落合 朗風の名が広まるきっかけになりました。その後も様々な作品を手がけますが、1937年、落合 朗風は42歳という若さでこの世を去りました。

4.落合 朗風の代表作

  • 洛外風趣
  • 華厳仏
  • 貧しきものは幸いなり
  • 浅春
  • 山湯

5.落合 朗風の作品の買取査定ポイント

落合 朗風の作品の価値を分けるポイントがコンディションです。落合 朗風の作品はすでに数十年が経過していると思いますが、日焼けや変色、破れ、汚れなどがあると価値が下がってしまいます。また、掛け軸に落款があるかチェックしておきましょう。落款は本物の証明となるため査定に影響します。各種付属品がある時は、捨てずに取っておきましょう。

代表的な査定ポイント
  • 保存状態に細心の注意を払う
  • 落款があるか確認しておく
  • 各種付属品があれば査定時に提示する

6.落合 朗風の作品の取引相場価格

落合 朗風の作品は時折ネットオークションで出品されていますが、取引相場は1~6万円ほどで、一部は相場以上の価格が付いています。例えば「斜船」という作品は約13万円で落札されていました。こちらは共箱が付いており、汚れや経年劣化が目立たない綺麗な品でした。また「金魚」という掛け軸作品には11万6千円の値が付いていました。こちらの作品も状態が良く、サイズは縦33cm、横が約104cmでした。

7.落合 朗風の作品の買取についてのまとめ

42歳という若さでこの世を去った落合 朗風ですが、いずれの作品も評価が高く、ネットオークションで取引されている作品の大半は高値が付いています。コンディションが良いものは高価買取対象になる可能性もありますので、一度査定を依頼してみてはいかがでしょうか。