落合 芳幾(おちあい よしいく)の掛け軸買取を実施中!【SATEeee掛け軸買取】へ
1.落合 芳幾の掛け軸作品をお持ちで売りたいお客様へ
落合芳幾は幕末・明治期の浮世絵師です。幕末には役者絵、戯画、美人画、相撲絵、横浜絵、また明治期には新聞の挿絵を描くなど、さまざまなジャンルに挑戦しました。また芳幾は同門・月岡芳年の終生のライバルとされ、この点からも蒐集家の興味を引く作家といえるでしょう。
このページの目次
2.掛け軸作家「落合 芳幾」についての概要
落合芳幾といえば、月岡芳年と競作した作品『英名二十八衆句』が有名です。これは歌舞伎や講談の殺傷沙汰を、おどろおどろしく描写した「血みどろ絵」と通称される無残絵でした。一方、魚を歌舞伎役者の似顔絵にした戯画や、影絵仕立てなど、師匠の作風を受け継いだ奇抜でユーモアあふれる作品も多く描きました。
3.掛け軸作家「落合 芳幾」の生い立ちや歴史
落合芳幾は1833年、江戸の吉原日本堤下に生まれました。幼いころより絵を好み、歌川国芳の門下となります。おっとりとした性格で、絵に「熱血なし」と師に評されていましたが、安政の大地震で妻子を失った際、その惨状を錦絵に描いたことを機に名をあげました。弟弟子・月岡芳年との競作『英名二十八衆句』は、いわゆる無残絵の代表作とされています。幕末には浮世絵師として活躍しましたが、明治期に入ると「東京日日新聞」の発起人に名を連ねて記事を錦絵化したり、「平仮名絵入新聞」を創刊したりと実業家の面をもち、幅広く活躍しました。
4.落合 芳幾の掛け軸作品の代表作一覧
- 英名二十八衆句(1866年~1867年)
- 真写月華之姿絵(1867年)
- 競細腰雪柳風呂(1868年)
- 「東京日日新聞」の新聞錦絵(1874年~1876年)
- 幽霊図
5.落合 芳幾の掛け軸作品の買取査定ポイントのご案内
落合芳幾は江戸後期の代表的な浮世絵師として評価された人物です。高値での買取には間違いなく落合芳幾の真作であることが条件ですが、ほかにもどのジャンルの作品か、保存状態はどうか、などによっても査定額は大きく変動します。
代表的な掛け軸作品の査定ポイント- 落合芳幾本人の作であるかどうか
- どのようなジャンルの作品か
- 保存状態は良好か(破れ、シミ、カビ、虫喰いなどはないか)
- 作者の署名(銘)や落款があるか
- 肉筆か錦絵か
6.落合 芳幾の掛け軸作品の取引相場や取引参考価格
落合芳幾の作品はネットオークションなどで、月岡芳年との合作の粉本『英名二十八衆句』が406,001円の値段がついたものがあります。サイズは縦38cm、横28cm、状態は「古いものの為、経年の傷みが見られます。」と説明されていました。また江戸期の『東海道中栗毛弥次馬』という浮世絵木版画が118,000円で落札された実績があります。
7.落合 芳幾の掛け軸作品の買取についての情報まとめ
江戸浮世絵界で月岡芳年と並び称された落合芳幾。様々なジャンルで幅広く活躍した芳幾の作品は、今再顕彰の兆しもあります。落合芳幾の作品をお持ちでしたら、是非一度査定に出されてみることをお勧めいたします。
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