小田 海僊(おだ かいせん)の作品を高価買取!掛け軸作家の査定ポイントを徹底解説!

1.小田 海僊の作品を売りたいお客様へ

小田 海僊は江戸時代後期~末期にかけて活躍した日本画家です。知る人ぞ知る日本画家であり、没後150年以上が経った現在でも根強い人気があります。作品の希少価値が非常に高く、ネットオークションなどでも高額売買されています。

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2.小田 海僊についての解説

現在、小田 海僊をご存知の方は少ないかもしれませんが、江戸時代には著名な日本画家の一人でした。江戸の末期には様々な画家がいましたが、江戸末期の京都を代表する画家とも言われています。山水画や花鳥画、人物画などを得意としており、清楚な画風が人気になっています。どの作品も細部まで描かれており、日本画ならではの美しさが表現されています。

3.小田 海僊の歴史

小田 海僊は1785年に周防国富海(現在の山口県防府市)で生まれました。生まれて間もなく紺屋を営む小田家の養子として引き取られ、18歳の時に京都へ行き、四条派として有名な松村呉春に師事したと言われています。以後いくつかの作品を手掛けましたが、30歳の頃に頼山陽から教えを受け、南画へと転向しています。そして九州で中国の古書画を研究し、自分の作風を確立させていきました。その後は京都を拠点に活動しますが、1862年に78歳でこの世を去りました。

4.小田 海僊の代表作

  • 漁楽図
  • 海僊画譜
  • 桐下美人図
  • 少年行之図
  • 黄梅院襖絵

5.小田 海僊の作品の買取査定ポイント

買取業者に小田 海僊の作品を査定してもらう時は、まず保管状態を確認しておきましょう。掛け軸のダメージなどは価値を下げる要因となります。また、湿度はとても重要なポイントとなるので、湿気に気を付けて保管しましょう。ただ、真贋が定かでない方もいらっしゃるかと思います。もし不明な時は一度業者に鑑定してもらうと良いでしょう。

代表的な査定ポイント
  • 保管状態に注意する
  • 湿度はとても大切な要素
  • 真贋が定かでない時は鑑定を依頼

6.小田 海僊の作品の取引相場価格

ネットオークションでは、小田 海僊の掛け軸の作品が数多く出品されており、ほとんどの作品が2~5万円ほどで取引されています。しかし、中には10万円を超える値が付いている作品もあります。例えば「関帝神図 」という作品は50万円で落札されていました。こちらは経年劣化が目立つものの落款が付いており、サイズは縦177.5横86.5cmの作品でした。また、「寿老人唐子図」という作品は約42万円で落札されています。こちらも経年劣化はありますが、縦177.5cm横86.5cmと、やや大型サイズでした。

7.小田 海僊の作品の買取についてのまとめ

逝去から150年以上が経つ小田 海僊ですが、四条派の日本画家としては著名な人物であり、現在も数多くの作品が売買されています。取引相場が高く、10万円以上の価値を持つ作品も少なくありません。経年劣化しているかと思いますが、ご不要な作品をお持ちの方は、売却を検討してはいかがですか。