織田 杏斎(おだ きょうさい)の掛け軸買取を実施中!【SATEeee掛け軸買取】へ
1. 織田 杏斎の作品を売りたいお客様へ
織田杏斎は、絵師の織田共樵の息子で名古屋の画家です。その作品は高く評価されていますので、お宅に眠っていたら査定に出すとよいでしょう。その際の豆知識として織田杏斎についての知識を深めておくとオークションの際などに役に立つはずです。
このページの目次
2. 織田 杏斎についての解説
織田杏斎は絵師であった父の死後に、張晋斎に師事して画の勉強に励みます。第二回内国絵画共進会で褒状し絵事功労褒賞をもらいました。やがて、その作品は宮内省御用品に選ばれています。その後も研鑽を積み、展覧会ではさまざまな賞に輝いています。彼は旅行が趣味であったため、日本各地に赴き見分も深めており、これも良い画を描く題材になったでしょう。
3. 織田 杏斎の歴史
織田杏斎は1845年の11月24日、絵師織田共樵の長男として尾張国名古屋下茶屋町に生まれました。やがて父と同じように画を学ぶのですが、画のみで生活するのは大変と思ったのか、織田杏斎は写真店を父の死後に開きました。その後に結婚し幸せな家庭を築きましたが、妻を早くに亡くし再婚しています。画の他にも「胡正言(英語版)画譜抄本」「北斎漫画」「前津茶会録」という著書があり、多才な人だったことが良く分かります。1912年(大正元年)病気のために亡くなりました。
4. 織田 杏斎の代表作
- 大須真福寺図
- 夏雨初晴図
5. 織田 杏斎の作品の買取査定ポイント
本人のものであるかどうかは本人のサインとなる落款を見ます。また、汚れやヤケ、ヨレ、シミ、虫食い穴、折れたときのしわがどのような状態であるのか見ておきましょう。織田杏斎の作品は明治時代のもので、戦前のものとしてのポイントが高く、保存状態次第ではよい値段になります。オークションにかけてもよいでしょう。
代表的な査定ポイント- 作者の知名度
- 落款が本物であるかどうか
- 破れたあとがないかどうか
6. 織田 杏斎の作品の取引相場価格
今のところは3,000円から7,000円での取引ですが、今後はもっと良い値段のものが出てくるかもしれません。模写とされるものも多く、本人の作品が待たれているのでしょう。状態が良ければもっと良い値段になります。7,000円のものは総丈171.0、32.5cmで内寸107.0、30.5cmで、状態は軸先にキズがあり、箱にシミや虫食いがあります。付属品も大切にしておきましょう。
7. 織田 杏斎の作品の買取についてのまとめ
織田杏斎の作品はそんなに出回っていないので、家にあるという人は保存状態をチェックしてから査定してもらうとよいでしょう。家にない人は大掃除のつもりであちこち探してみてください。掘り出しものがみつかるかもしれません。
お手持ちの品物名や作者などご入力し検索をすると、品物の取引相場価格や品物情報などを閲覧する事ができます。