小田野 直武(おだの なおたけ)の掛け軸買取を実施中!【SATEeee掛け軸買取】へ

1.小田野 直武の掛け軸作品をお持ちで売りたいお客様へ

小田野直武は秋田藩角館の藩士、画家です。平賀源内の紹介によって、『解体新書』の翻訳にあたり『ターヘル・アナトミア』などの書から解剖図を写し取る作業に携わりました。『解体新書』の開版までは半年という短期間でしたが、日本学術史上記録的な仕事を成し遂げたことでその名を知られるようになりました。

このページの目次

2.掛け軸作家「小田野 直武」についての概要

小田野直武(1750年〜1780年)は鉱山の技術指導のために角館を訪れていた平賀源内と出会い、遠近法、陰影法などの西洋絵画の技法を学びました。日本画と西洋画を融合した画風を確立していき、秋田蘭画と呼ばれる一派を形成しました。実在感のある描写と目を惹きつける鮮やかな色彩で小田野直武の作品は今なお人々の心を魅了してます。

3.掛け軸作家「小田野 直武」の生い立ちや歴史

小田野直武は秋田藩角館に生まれ、通称は武助です。武家のたしなみとして書画を学んだ直武は、若い頃より画才を示してはじめ狩野派を学び、のちに浮世絵風の美人画も描くようになりました。やがて絵の才能が認められるようになると、佐竹北家の当主であった佐竹義躬、秋田藩主の佐竹義敦(佐竹曙山)の知遇を受けたとされています。

4.小田野 直武の掛け軸作品の代表作一覧

  • 解体新書
  • 東叡山不忍池図
  • 唐太宗・花鳥山水図
  • 笹に白兎図
  • 岩に牡丹図

5.小田野 直武の掛け軸作品の買取査定ポイントのご案内

小田野直武の作品は掛け軸のみならず、絵馬や浮世絵風の作品なども伝わっています。幅広いジャンルの絵画を学んでいましたが、秋田蘭画を描く以前に制作したと考えられる初期作品は特に高い評価を受けています。小田野直武の初期の作品の買取はかなりの高額査定が期待できるでしょう。

代表的な掛け軸作品の査定ポイント
  • 作家名・作品名(掛け軸には落款(らっかん)と呼ばれる印鑑やサインがあります)
  • 保存状態(シミや破れのないきれいな状態で保存されていれば、高く買取できます)
  • 大きさ(高さ、横幅をご確認ください)
  • 作品の種類(神仏画、花鳥画、山水画など図柄わかれば、お知らせください)
  • 付属品(掛軸を入れる共箱や鑑定書があれば一緒にお持ちください)

6.小田野 直武の掛け軸作品の取引相場や取引参考価格

小田野直武の作品が市場に出回ることは稀であるため、実際の買取相場価格は残念ながら不明となっています。取引相場価格は、保存状態や作品の種類によって大きく変わります。贋作も出回っていることから、高額査定には鑑定書や烙印などから小田野直武の真作であることを証明することが必須条件です。

7.小田野 直武の掛け軸作品の買取についての情報まとめ

遠近法や陰影法をとり入れた洋風画を描き、司馬江漢などにも影響を与えた小田野直武。秋田蘭画の中心人物でしたがわずか32歳の生涯閉じました。『解体新書』の扉絵と解体図に携わったことでよく知られていることから、今でも市場需要は高いです。小田野直武の作品を高額で売却したいと望んでいるのなら、真作保証できること、保存状態が良いことが重要なポイントになるでしょう。

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