小川 千甕(おがわ せんよう)の作品を高価買取!掛け軸作家の査定ポイントを徹底解説!

1.小川 千甕の作品を売りたいお客様へ

小川 千甕は明治の末期から昭和中期にかけて活躍した著名な画家です。洋画から仏画、更には漫画まで幅広いジャンルを手掛け、数々の作品を遺しています。今でも作品が多くの方に愛されており、掛け軸が高額買取されています。

このページの目次

2.小川 千甕についての解説

小川 千甕の作風は非常に独特で、抽象的な中に淡い優しさを持ち合わせたタッチに仕上がっています。洋画や油絵など、多様な技法を学んだことが影響していると考えられます。しかし、初期とそれ以降では画風が大きく変化しています。特に多いのは抽象的なタッチの作品ですが、極々初期の作品に関しては見分けが付きにくい可能性があります。

3.小川 千甕の歴史

小川 千甕は1882年に京都で生まれました。画家を志して15歳の時に北村敬重へ師事し、日本画を学んでいます。その後20歳の時に浅井忠の元で洋画を学び、24歳で雑誌の挿絵を手掛けるなど、着実に実績を積み上げていきました。そして1913年、31歳の時にヨーロッパへと留学しますが、翌年に帰国してから日本画へ移行し、作風も変わったと言われています。留学以降は日本画を追求するようになり、1971年に生涯を閉じるまで数々の作品を生み出しました。

4.小川 千甕の代表作

  • 游踪集
  • 炬火乱舞
  • 群像
  • 貴船風景
  • 自画像

5.小川 千甕の作品の買取査定ポイント

小川 千甕の作品を売る時に注意しておきたいポイントは、付属アイテムの有無とコンディションです。付属品は査定時に影響を及ぼすことから、全部揃えておくことが大切です。また、汚れや破れのある掛け軸も価値は下がりますので、少ないほうが高値になります。ただし、掛け軸は美術品であり、業者によって査定額は変わります。1円でも高く売りたい方は、数社から査定を依頼して比較すると良いでしょう。

代表的な査定ポイント
  • 付属アイテムは全部揃えておく
  • 汚れや破れは少ないほうが望ましい
  • 複数の業者に査定してもらう

6.小川 千甕の作品の取引相場価格

ネットオークションで取引されている小川 千甕の作品相場は約2~3万円です。ただし、これは掛け軸以外の作品も含まれています。掛け軸の取引の一例ですが、「牧童」という作品が12万5千円で落札されていました。こちらは共箱などが揃っており、画寸は縦が134.5㎝、幅が31.5㎝の作品でした。また「椿」という作品に5万3千円の値が付いていました。こちらは紙本・肉筆で、サイズは縦が約188cm、幅が約48cmでした。

7.小川 千甕の作品の買取についてのまとめ

明治から昭和と長期に渡って活躍した小川 千甕は、その生涯で沢山の作品を製作しました。特に日本画は評価が高く、高額売買される作品も少なくありません。逆に初期の作品も高値が期待できますが、現存するもの自体少ないと考えられます。いずれにしても希少価値がありますので、不要な作品は買取査定を依頼してみましょう。