小川 翠村(おがわ すいそん)の掛け軸買取を実施中!【SATEeee掛け軸買取】へ

1.小川 翠村の作品を売りたいお客様へ

小川翠村は大正時代から昭和時代にかけて活躍した日本画家であり、京都の西山翠嶂が開塾した西山塾において、実績を積み上げた結果、西山塾四天王と呼ばれ大いに評価され、後に海外でも活動しました。小川翠村には根強い愛好者がおり、人気ある作者の一人です。

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2.小川 翠村についての解説

小川翠村の作品は、花鳥風景を得意とするもので、1920年第2回帝展に出品した『朝』が初入選したのを皮切りに、毎年のように展覧会に出品、後の第6回展では「庭園晩秋」、9回『老園晩秋』、10回『残る秋』が特選となりました。四天王寺、永平寺、南禅寺から依頼を受けて天井絵や襖絵を描くなど、多方面で評価を得ます。

3.小川 翠村の歴史

小川翠村は1902年5月15日大阪府泉群に生誕し、19歳の頃京都に進出、芸術などの分野でめざましい功績があるものだけが授与される文化勲章を受賞した西山翠嶂に師事します。数々の賞で痕跡をのこした小川翠村は京都日本画壇の俊才として活躍しました。1964年5月11日胃癌のため京都市東山区の自宅で逝去、62歳でした。歴史館いずみさのにおいて平成12年、企画展日本画家小川翠村が開催されたということです。

4.小川 翠村の代表作

  • 朝(1920年)
  • 庭園晩秋(1924年)
  • 老園逢春(1927年)
  • 残る秋(1928年)

5.小川 翠村の作品の買取査定ポイント

小川翠損の実力は確かであり、人気があり、需要も高いので、高額査定の可能性がありますが、確かな専門業者に査定してもらうことが重要です。また作品の状態が良好かどうかも重要な要素ですので、品質がよければ高額買取の機会に恵まれるでしょう。

代表的な査定ポイント
  • 素材の質や種類
  • 付属品についての情報
  • 小川翠村作であるか
  • 作者の銘はあるか
  • シミ汚れなどが目立たず保存状態は良好か

6.小川 翠村の作品の取引相場価格

小川翠損の作品は、ネットオークションの場において、数千円~数万円で取引されています。近年確認された中で、もっとも高値で取引された作品は、『春宵』という作品で、全体の寸法は縦201cm、横41cm、絹本の寸法は縦128cm、横28cm、箱は共箱があり、経年によるしわやヨレ、汚損、ヤケがあると説明されたもので、 30,500円で落札されています。

7.小川 翠村の作品の買取についてのまとめ

小川翠村は、死後も企画展が開かれるほど後世に影響を残した日本画家であり、国内外で活動し大きな痕跡を残しました。絵画の査定は人気のみならず、作品の状態にも大きく左右されますので、小川翠村の作品をお持ちの方は、適切に管理したうえで査定に出す事をお勧めします。