岡倉 天心(おかくら てんしん)の掛け軸買取を実施中!【SATEeee掛け軸買取】へ

1.岡倉 天心の掛け軸作品をお持ちで売りたいお客様へ

岡倉天心は明治時代の美術界の指導者です。東大から文部省に入り文明開化の嵐の中で日本美術の復興に力を振るいました。1890年東京美術学校長に就任、伝統重視の美術教育など美術行政に辣腕を発揮、美術界に君臨しました。しかし、1898年美術学校内部の反乱に遭い職を辞すると、官学に対抗して門下生らと日本美術院を創立し新日本画運動を展開しました。2014年に没後100年を迎え再注目が集まっていることもあり、今後も高値での買取が期待できる作家の一人です。

このページの目次

2.掛け軸作家「岡倉 天心」についての概要

岡倉天心は西洋文明が怒涛のように流入する明治という時代において、日本や東洋の伝統美術の優れた価値を再認識させ、美術運動家、さらには美術行政家として日本画改革運動や古美術品の保存などを行い、日本の近代美術の発展に大いに寄与しました。また、当時としては他に例を見ないほど英語に堪能であったことから日本や東洋の文化を積極的に欧米に紹介するなど、国際的な視野に立った活動をした人物としても知られています。

3.掛け軸作家「岡倉 天心」の生い立ちや歴史

岡倉天心、本名岡倉覚三は幕末の1863年、元越前福井藩士の次男として横浜で生まれました。横浜という当時日本で最も開化的であった都市で生まれたこともあり、天心は幼い頃から外国人と交流し英語も堪能に。将来、国際的に活躍する素地をこの時築きます。1880年(明治13年)東京大学を卒業し文部省に入省。美術行政に携わります。職務として本格的に全国の古社寺調査を行った天心は、日本美術の優秀性を確信。伝統的な日本美術を守ることにその後の生涯をささげることを誓い、近代日本美術の礎を作ることに貢献しました。

4.岡倉 天心の掛け軸作品の代表作一覧

特記するほどの代表作はございませんが、直筆の書などが取引されています。

5.岡倉 天心の掛け軸作品の買取査定ポイントのご案内

岡倉天心は近代日本美術の発展に大きな足跡を残しただけでなく、その過程において、後に日本画壇に名を残す横山大観、下村観山、菱田春草といった面々にも大きな影響を与えたことから、直筆の書や掛け軸なども高い人気を誇ります。ただし、真作であることが条件で、その他にも保存状態の良し悪しや箱があるかないか、さらに大きさなどによっても査定額は変化します。

  • まぎれもなく岡倉天心の作品である
  • 保存状態は悪くないか
  • 大きめのサイズであるか

6.岡倉 天心の掛け軸作品の取引相場や取引参考価格

岡倉天心の作品は、ネットオークションなどでは真贋不明のものも含めると、1万円前後で取引されるケースが多いようです。最近では岡倉天心の直筆とされる本紙サイズが約18.3㎝×28.0㎝の「東京射的協会宛」の「書簡」で「紙本、肉筆」「未装、裏打ち、巻物切」との説明のあるものが120,000円で取引された実績があります。 最近は取引が少ない岡倉天心ですが、2014年に没後100年を迎え再び注目が高まっていることもあり、今後は高値での買取も期待される作家の一人といえるでしょう。

7.岡倉 天心の掛け軸作品の買取についての情報まとめ

日本における近代美術の発展に大きく貢献した岡倉天心。その功績の偉大さに加え、横山大観など門下に日本美術界の大家を多く輩出したこともあり、今も高い関心を集めています。それだけに、今後新たな作品が市場に顔を見せれば、高値での買取も期待できるといえるでしょう。

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