岡本 秋暉(おかもと しゅうき)の掛け軸買取を実施中!【SATEeee掛け軸買取】へ
1.岡本 秋暉の掛け軸作品をお持ちで売りたいお客様へ
岡本秋暉は幕末期の日本画家です。山本琴谷、福田半香、鈴木鵞湖と共に江戸の四大家と呼ばれていた人気画家だけに、高値での買取も期待できる作家といえるでしょう。
このページの目次
2.掛け軸作家「岡本 秋暉」についての概要
主に花鳥画、特に孔雀を描くに優れ、「若冲の鶏」「光起の鶉」「狙仙の猿」などと並んで、「秋暉の孔雀」と評されました。写実的で装飾性を加味した緻密な花鳥画を得意としました。
3.掛け軸作家「岡本 秋暉」の生い立ちや歴史
岡本秋暉は1807年、江戸に生まれました。小田原藩主大久保家に仕え、はじめ画を狩野派に学び、次いで南蘋派の大西圭斎に、さらに渡辺崋山に師事。「崋山十哲」に数えられました。崋山が蛮社の獄でとらえられた際には、護送される崋山を昼夜を分かたず追いかけたのち、面会を許されずとも号泣しながらなおも籠を追いかけたといいます。また椿椿山、松浦武四郎、國枝外右馬、林鶴梁など多くの文人墨客とも親しく交流していました。沈南蘋など明清画もよく修め、鳥獣の写生を能くし、華麗な画面構成を探求。装飾的でありながら格調高く重厚な作風を確立しました。
4.岡本 秋暉の掛け軸作品の代表作一覧
- 孔雀図(1831年)
- 二宮尊徳画像(1842年)
- 白鷺図(1847年)
- 四季花鳥図屏風
- 小田原城内板絵
5.岡本 秋暉の掛け軸作品の買取査定ポイントのご案内
鳥の羽の美しさを余さず描く当代一流の作家だけに、高値を呼ぶことも多い作家です。高値での買取には間違いなく岡本秋暉の真作であることが条件ですが、他にも作品はどれくらいのサイズか、保存状態はどうか、箱があるかないかなどによっても査定額は大きく変動します。
代表的な掛け軸作品の査定ポイント- 岡本秋暉本人の作であるかどうか(箱書や極書など鑑定書があればなお良い)
- 作者の署名(銘)や落款があるか
- 保存状態は良好か(シミや折れ、虫喰いなどはないか)
- 素材は何でできているか
- 付属品は揃っているか(共箱・共布・栞などが残っているか)
6.岡本 秋暉の掛け軸作品の取引相場や取引参考価格
岡本秋暉の作品はネットオークションなどでは194,000円で落札された実績があります。画題は『鬼灯白鷺図』、サイズは掛軸全体が長さ191cm、横幅73cm、本紙は絹本で画寸は長さ128.5cm、横幅55cm、状態は「擦れやシミシワ等ありますが、その他に大きな傷みも無く形もしっかりとした状態です。」と説明されていました。また真作とされる『雪中紅梅鴛鴦図』という作品では181,000円で落札されています。サイズは掛軸全体が長さ204cm、横幅56cm、本紙は絹本で画寸は長さ110cm、横幅41cm、状態は「シミ、ヨレ、ヨゴレ、ヤケがあります。」と記載されていました。
7.岡本 秋暉の掛け軸作品の買取についての情報まとめ
幕末の江戸で四大家と呼ばれた岡本秋暉。精緻で華麗な花鳥画は評価も高く、また渡辺崋山、椿椿山らとゆかりが深かったことでも蒐集家の関心をひく人物です。岡本秋暉の掛け軸作品をお持ちでしたら、是非一度査定に出されてみることをお勧めいたします。
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