岡村 鳳水(おかむら ほうすい)の掛け軸買取を実施中!【SATEeee掛け軸買取】へ

1.岡村 鳳水の掛け軸作品をお持ちで売りたいお客様へ

岡村鳳水は、1770年(明和7年)に京都で生まれ、円山応挙に師事します。高弟となった後に伊勢を訪れ、長期滞在している間に、後に門人となる荘門為斎らに円山派の画法を授けます。伊勢で後代まで続く四条・円山派を広めた最初の画人として知られています。

このページの目次

2.岡村 鳳水の掛け軸作品についての概要

岡村鳳水は、円山・四条派の祖である円山応挙に師事し、有力な弟子となり応挙十哲に数えられる作家となります。伊勢を訪れた際に荘門為斎らの取り計いで、外宮前野問屋旅館に長期滞在できることになります。その間に荘門為斎らは、岡村鳳水から画を学びました。伊勢で岡村又太夫の養子となってからは円山派の画風を門人に伝え、多数の画家を輩出しています。

3.岡村 鳳水の掛け軸作品の歴史や情報

岡村鳳水は、1770年(明和7年)に丹波亀山(京都府)で、岩佐忠兵衛の三男として生まれました。京都に出て円山派の祖である円山応挙に師事して画法を学び、のちに応挙十哲に数えられる作家となります。岡村鳳水は、画友だった笠井末清に会うために伊勢を訪れ、画会などを開き長く滞在するうち、縁あって岡村家に入ります。その後長く伊勢で活動し、神都伊勢に四条・円山派を広めた最初の人物となりました。門下には榎倉杉斎、上部茁斎、荘門為斎などがおり、円山派の画風が多いに広まることになりました。

4.岡村 鳳水の掛け軸作品の買取査定ポイントのご案内

高額となる条件としては、岡村鳳水の真作であるといえるかどうかが重要です。その他では、シミ、シワ、折れなどはないか、印や落款があるか、箱の有無は、作品のサイズはどれくらいかといったことによっても査定結果は変動します。

代表的な掛け軸作品の査定ポイント
  • 保存状態は良好か(欠けなどはないか)
  • 岡村鳳水の本人の作であるかどうか(証明書や鑑定書があればなお良い)
  • 作者の署名(銘)があるか
  • 付属品は揃っているか(共箱・共布・栞などが残っているか)
  • 軸や画の素材は何でできているか

6.岡村 鳳水の掛け軸作品の取引相場や取引参考価格

岡村鳳水の掛け軸は、ネットオークションでの取引数が少ないため、岡村鳳水の真作であれば高値の取引が期待できる可能性があります。取引相場価格は、サインや落款が確認できるか、また保存状態は良好かによって大きく査定価格が変動します。もし岡村鳳水作品をお持ちでしたら是非お問い合わせください。

7.岡村 鳳水の掛け軸作品の買取についての情報まとめ

伊勢画壇は古くから狩野派、円山・四条派、南画派など多くの画人を輩出しており、なかでも円山・四条派は後代まで受け継がれた画法でした。神都伊勢での系統を遡ると、応挙十哲のひとり、岡村鳳水が最初の人となります。岡村鳳水の作品を所有されている方は、是非一度査定を検討されることをお勧めいたします。