岡 熊岳(おか ゆうがく)の掛け軸買取を実施中!【SATEeee掛け軸買取】へ

1.岡 熊岳の掛け軸作品をお持ちで売りたいお客様へ

岡熊岳は、1762年(宝暦12年)に大阪で生まれ文人画家です。名は嬰または文暉、号は餘香堂・熊嶽・熊岳としていました。江戸時代中期の文人画家で、池大雅の高弟だった福原五岳に師事し、研鑽を積みます。熊岳の代表作『唐土名所図絵』の挿絵はとくに有名です。

このページの目次

2.岡 熊岳の掛け軸作品についての概要

岡熊岳が師事した福原五岳は、与謝蕪村と並び日本の文人画(南画)の双璧と謳われた池大雅の高弟でした。岡熊岳は師の元で学んだ画風を諸流派の研究により変化させたと、川喜多真一郎が編纂した『古今墨蹟鑒定便覧』に記されています。岡熊岳は、木村蒹葭堂との交遊があり、蒹葭堂13回忌書画展には『春林書屋図』を出品しています。

3.岡 熊岳の掛け軸作品の歴史や情報

岡熊岳は、1762年(宝暦12年)に大阪で生まれました。幼少の頃より絵事を好み、池大雅の高弟だった福原五岳に師事し、同門には林閬苑などいました。岡熊岳は後に諸流派を独学で研究し、画風を変えたと言われています。岡熊岳は、人物図や山水図を得意としており、作品は大阪歴史博物館や吹田市立博物館などに所蔵されています。1834年( 天保4年)に没しており、墓は東大阪市の天王寺中町龍泉寺、または大阪市天王寺区の邦福寺(現・統国寺)にあります。

4.岡 熊岳の掛け軸作品の代表作一覧

  • 倣林閬苑 唐人物図(1797年)
  • 山水図(1804年)
  • 鐘馗図
  • 秋山深遠

5.岡 熊岳の掛け軸作品の買取査定ポイントのご案内

掛け軸の買取は、鑑定が難しいため知識や情報がないと損をしてしまう可能性があります。岡熊岳の作品も例外ではありません。岡熊岳の真作を保証するものが付いていると査定価格は高くなるでしょう。ほかにも仕立てやサイズ、作品の保存状態、付属品の有無、画題などもあわせて総合的に評価されます。

代表的な掛け軸作品の査定ポイント
  • 岡熊岳本人の作であるかどうか(証明書や鑑定書があればなお良い)
  • 岡熊岳の署名(銘)があるか
  • 保存状態は良好か(欠けなどはないか)
  • 軸や画の素材は何でできているか
  • 付属品は揃っているか(共箱・共布・栞などが残っているか)

6.岡 熊岳の掛け軸作品の取引相場や取引参考価格

岡熊岳の掛け軸は、ネットオークションでの取引数が少ないため、岡熊岳の真作であれば高値の取引が期待できる可能性があります。取引相場価格は、サインや落款が確認できるか、また保存状態は良好かによって大きく査定価格が変動します。もし岡熊岳作品をお持ちでしたら是非お問い合わせください。

7.岡 熊岳の掛け軸作品の買取についての情報まとめ

岡熊岳の作品の幾つかは大阪歴史博物館、吹田市立博物館、関西大学図書館などに所蔵されており、歴史的価値が認められています。熊岳の作品を所有されている方は真贋確認も兼ねて、是非一度査定を検討されることをお勧めいたします。