大久保 黄斎(おおくぼ こうさい)の掛け軸買取を実施中!【SATEeee掛け軸買取】へ

1.大久保 黄斎の掛け軸作品をお持ちで売りたいお客様へ

大久保黄斎は江戸時代の医師で、本名は道理(みちまさ)、兄は甲斐国で蘭方医学の祖とされる貞固(二代大久保章言)です。のちに郷里で開業し、甲斐国で初めて種痘を施工した医師となります。大久保黄斎の掛け軸は、ネットオークションでの取引数が少ないため、真作であれば高値が付く可能性があります。

このページの目次

2.掛け軸作家「大久保 黄斎」についての概要

大久保黄斎は『世事記』と題された金銭出納帳を残しており、原本は身延山大学図書館に所蔵されています。19年分の21冊が伝存しており、その内容は日付、金額、品目、店名(人名)の四項目で大久保家の支出が記録されています。詳細には幕末や明治期の流通、食生活を窺い知る多様な情報が記録されています。

3.掛け軸作家「大久保 黄斎」の生い立ちや歴史

大久保黄斎は、1812年(文化9年)に甲斐国巨摩郡古市場村(現在の山梨県南アルプス市古市場)で医家の二男として生まれます。兄は甲斐で蘭方医学の祖とされる貞固(二代大久保章言)です。大久保黄斎は、江戸で坪井誠軒の高弟となり蘭方医を学び、その後甲府で医院を開業します。1848年(嘉永元年)に兄の二代大久保章言が死去すると郷里に戻り、分家して医業を継続しました。大久保黄斎は、甲斐国で初めて種痘を施行した医師といわれており、84歳で死去しています。

4.大久保 黄斎の掛け軸作品の代表作一覧

  • 世事記

5.大久保 黄斎の掛け軸作品の買取査定ポイントのご案内

掛け軸の買取は、鑑定が難しいため知識や情報がないと損をしてしまう可能性があります。大久保黄斎の作品も例外ではありません。大久保黄斎の作品であると証明できることや、傷やしみがない状態であればプラス査定が期待できるでしょう。

代表的な掛け軸作品の査定ポイント
  • 欠けなどがなく保存状態は良好か(補修せずにそのままお持ちください)
  • 大久保黄斎本人の作品かどうか(サインや落款が確認できるか、いつの時代の作品であるか)
  • 掛け軸の付属品の欠けはないか(共箱・共布・栞などが揃っているか)
  • 素材の質、種類
  • 市場価値はあるか(有名作家の作品なら多少劣化していても高値が付きます)

6.大久保 黄斎の掛け軸作品の取引相場や取引参考価格

大久保黄斎掛け軸などの作品はネットオークションなどでは真贋不確かなものでも数千円程で取引されています。例えば真贋不確で作品名が不明な作品でも、全体寸縦約162cm×横約65cm、本紙寸縦約131cm×横約51cm、作品状態は「紙本にシミ、折れあり」とするものが、1,200円で落札されています。

7.大久保 黄斎の掛け軸作品の買取についての情報まとめ

大久保黄斎は、兄の二代大久保章言亡き後、種痘ワクチンを施工するなど、甲斐国医療の発展に尽力しました。市場に出回っている作品が少ないため、真作であれば高値が期待できます。大久保黄斎の掛け軸作品を所有されている方は、是非一度査定を検討されることをお勧めいたします。