大西 圭斎(おおにし けいさい)の掛け軸買取を実施中!【SATEeee掛け軸買取】へ

1. 大西 圭斎の作品を売りたいお客様へ

江戸時代末期の南画家である大西圭斎は、優れた作品を多く残しています。もしもお宅に作品があった場合に良い価格で売れるよう、大西圭斎について知っておくとよいことをご紹介しましょう。参考にして頂けると幸いです。

このページの目次

2. 大西 圭斎についての解説

豊前中津藩の家臣の家だった大西家なので、圭斎も江戸詰家臣として働いていました。江戸藩邸に住んで藩主奥平昌高に仕えたのですが、その傍ら好きだった画を沈南蘋風を教えてくれる宋紫石・宋紫山親子、その孫の宋紫岡にも学び、さらに谷文晁の写山楼にも入門しました。そして明代の画家であった林良や清の蒋廷錫にも教わったのですが、得意分野は花鳥画でした。藩の仕事をしながら絵を描き続けたのです。

3. 大西 圭斎の歴史

家臣の家に生まれた大西圭斎は、江戸で仕事をしながら画を学んでいました。明治維新になると仕事のために中津に住み、仕事をしながらやはり絵を描いていたようです。弟子には岡本秋暉や矢島群芳といった有名な絵師が多く、教え方もうまかったのでしょう。子どもの大西仙洲も画を描いており、父の影響の大きさがわかります。晩年は江戸の木挽町に住み、いろいろな仲間と交流しながら楽しく過ごし58歳で亡くなりました。

4. 大西 圭斎の代表作

  • 椿に鴛鴦図
  • 沈南蘋派

5. 大西 圭斎の作品の買取査定ポイント

本人のものであるかどうか確認するために落款を見ます。そして、汚れや傷、ヤケ、シミが許容範囲であるかどうか、付属品があるかどうか、保存状態が良いかどうか、作者の知名度はあるか、時代が古いかどうかで査定額が決まるでしょう。大西圭斎の場合は江戸時代のものなので、多少の傷などは許されるものですし、古い時代ということで査定額アップになります。

代表的な査定ポイント
  • 時間経過による汚れが許容範囲であるか
  • 作者の知名度
  • 付属品があるかどうか

6. 大西 圭斎の作品の取引相場価格

大西圭斎の作品は20,000円から130,000円で取引されています。なかなかの高額取引と言えますね。130,000円のものは「沈南蘋派」で華やかな花鳥図です。全体の寸法は縦215センチ、横66センチで 絹本の寸法は縦130センチ、横53センチです。付属品として箱もついており、こちらも査定額アップのポイントです。シミ、ヨレ、ヨゴレ、ヤケ、虫喰いもあるとされていますが、これは許容できるレベルということでしょう。

7. 大西 圭斎の作品の買取についてのまとめ

大西圭斎の作品は花鳥図が多く高額取引が期待できます。もしもお宅に眠っていたらその保存状態を確かめてオークションなどに出してみてもよいでしょう。保存状態次第では高額査定も期待できますので、今は家になさそうという人もあきらめずに探してみましょう。