小野 美材(おのの よしき)の掛け軸買取を実施中!【SATEeee掛け軸買取】へ

1.小野 美材の掛け軸作品をお持ちで売りたいお客様へ

小野美材は、平安時代前期の貴族・文人です。参議・小野篁の孫でもあり、大内記・小野俊生または大内記・小野忠範の子ともいわれています。官位は従五位下・大内記です。詩文にも秀でており、漢詩作品が『本朝文粋』や『菅家後集』に採られるとともに、勅撰歌人として『古今和歌集』に2首、『後撰和歌集』に1首の和歌作品が採録されています。能書家としても名を馳せている小野美材の作品は高価買取にも期待できます。

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2.小野 美材の掛け軸作品についての概要

小野美材は書に卓越した人物として知られ、897年の醍醐天皇の大嘗会では、悠紀主基屏風の色紙形の清書を行いました。また大内裏の西面三門(談天門・藻壁門・殷富門)の額字を書いたという記録もあります。他の三面は三筆の手による物(南面・弘法大師、北面・橘逸勢、東面・嵯峨天皇)とされており、美材が三筆に比肩する腕前と見られていたことがわかります。

3.小野 美材の掛け軸作品の歴史や情報

小野美材は文章得業生を経て、892年に対策について及第したことで894年に少内記に任命されました。この間の880年には史上初めて穀倉院学問料の支給を受けたともされています。897年、従五位下・大内記に叙任され、のち伊予権介、信濃権介と地方官も兼ねました。902年没。

4.小野 美材の掛け軸作品の買取査定ポイントのご案内

掛軸をはじめとした美術品の買取は、鑑定が難しいため知識や情報がないと損をしてしまう可能性があります。小野美材の作品も例外ではありません。まちがいなく小野美材の作品であることが証明できると高い買取が期待できます。さらに、キズやしみがない状態であればプラス査定が期待できるでしょう。

代表的な掛け軸作品の査定ポイント
  • 作品の種類(神仏画、花鳥画、山水画など図柄わかれば、お知らせください)
  • 作家名・作品名(掛軸には落款(らっかん)と呼ばれる印鑑やサインがあります)
  • 保存状態(シミや破れのないきれいな状態で保存されていれば、高く買取できます)
  • 大きさ(高さ、横幅をご確認ください)
  • 付属品(掛軸を入れる共箱や鑑定書があれば一緒にお持ちください)

5.小野 美材の掛け軸作品の取引相場や取引参考価格

小野美材の作品の買取相場価格の平均は約20,000円です。しかしながら現代の美術品市場において、小野美材の作品が市場に出回ることは稀です。そのため作品の希少価値は高く、真作保証できることや保存状態が良いことで高額査定にも期待できるでしょう。

6.小野 美材の掛け軸作品の買取についての情報まとめ

小野美材は能書として、栄誉の大役を果たしました。国内外問わず人気が高いことから小野美材の作品は贋作も出回っている可能性もあります。もし小野美材の作品をお持ちでしたら、一度査定に出すことをお勧めいたします。