大山 巌(おおやま いわお)の掛け軸買取を実施中!【SATEeee掛け軸買取】へ

1.大山 巌の掛け軸作品をお持ちで売りたいお客様へ

大山巌は薩摩藩出身の軍人です。戊辰戦争に従軍、西南戦争、日清戦争、日露戦争に各級司令官として活躍しました。この間、陸軍大臣、参謀総長、枢密顧問官、議定官、内大臣等を歴任した日本初の元帥です。また、日本の国家「君が代」の成立にも関わっています。大山巌の書や書簡は高値での取引が期待できるといえます。

このページの目次

2.掛け軸作家「大山 巌」についての概要

大山巌は2度フランスに留学し、実戦を観戦して帰国後、陸軍の建設に当たりました。明治中期から大正期にかけて陸軍大臣を長期にわたって務め、元老としても重きをなし、陸軍では山縣有朋と並ぶ大実力者でしたが権力欲や政治的野心は乏しく、後に、大隈重信は2人を私心がなく公平であったと回想しています。また、陸軍軍医の石黒忠悳は、大山と旅をしていると、その土地々々の有名な詩を暗誦していて驚かされたと回想しています。和歌を読むこともあり、てにをはの使い方などを注意されても気に留めなかったという、大山巌の人柄が垣間見える記録があります。

3.掛け軸作家「大山 巌」の生い立ちや歴史

大山巌は1842年生まれ薩摩藩出身の軍人です。第1次伊藤内閣から第2次松方内閣までの各内閣の陸軍大臣を歴任し、この間、陸軍大将、枢密顧問官、日清戦争時は元老として遇され31年元帥、翌年参謀総長となります。同じ薩摩藩出身の東郷平八郎と並んで、陸の大山、海の東郷といわれました。また、西洋文化への憧憬が強く、造詣も深かった大山は、後藤象二郎、西園寺公望らと共に「ルイ・ヴィトンの日本人顧客となった最初の人」として、ヴィトンの顧客名簿に自筆のサインが残っているということです。

4.大山 巌の掛け軸作品の代表作一覧

  • 西南戦争時に家族に宛てた手紙
  • 一行書
  • 詩書

5.大山 巌の掛け軸作品の買取査定ポイントのご案内

陸軍大臣、参謀総長、大臣を歴任した大山巌が書き残したものは博物館や図書館に収蔵されているものが多く、あまり市場に出回っていないようです。従って希少価値が高く高値での取引が期待できるといえます。高値での取引には、大山巌本人の作であることが条件ですが、その他保存状態の良し悪しによっても査定金額は大きく変動します。

代表的な掛け軸作品の査定ポイント
  • 大山巌の作であるかどうか(鑑定書などはあるか)
  • 保存状態は良好か(汚れや欠けはないか)
  • 素材は何でできているか
  • 付属品はあるか(箱などはあるか)
  • 作者の署名(銘)はあるか

6.大山 巌の掛け軸作品の取引相場や取引参考価格

大山巌が書き残している書簡類は、陸軍関係者書簡、西南戦争・日清戦争関係書類や、日記(明治3年~大正5年)、辞令類が多く、西南戦争・日清戦争・日露戦争の錦絵や写真もまとまっているものが国立国会図書館に収蔵されています。大山巌自筆のものは市場にあまり出回っていないため、希少価値も高く高値での取引が見込めるので、作品をお持ちでしたら、是非お問い合わせください。

7.大山 巌の掛け軸作品の買取についての情報まとめ

西郷隆盛の従兄弟としても知られている大山巌ですが、人となりも素晴らしく、マッカーサー元帥も大山巌の肖像画を自室に飾っていたということです。大山巌が書いた書や書簡は希少価値が高いので、高値での取引が期待できるといえます。お持ちの方は是非お問い合わせください。

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