大沢 昌助(おおさわ しょうすけ)の掛け軸買取を実施中!【SATEeee掛け軸買取】へ

1.大沢 昌助の掛け軸作品をお持ちで売りたいお客様へ

大沢昌助は現代日本洋画界を代表する画家で、昭和から平成にかけて活躍しました。具象と抽象の概念さえも超越した独創の画風は、国内外で高い評価を得ています。世界的な人気作家のため作品の市場需要は高く、期待を上回る高額査定の可能性も十分あります。

このページの目次

2.掛け軸作家「大沢 昌助」についての概要

大沢昌助(1903年~1997年)は東京都出身で、東京美術学校を首席で卒業後、翌年には二科展で初入選を果たしています。さらに、サロン・ド・メ、サンパウロ・ビエンナーレなど海外の展覧会にも数多く出展し、大きな反響を呼びました。1955年以降は抽象の画風を確立し、前衛的な傑作を数多く創作しています。また、多摩美術大学の教授に就き、後進の育成にも尽力しました。

3.掛け軸作家「大沢 昌助」の生い立ちや歴史

大沢昌助は1928年に東京美術学校を卒業したのち、1929年、第16回二科展に『丘上の少年』、『青衣の像』が入選します。その後1942年には二科賞を受賞しました。戦後は二科展の再建にも携わり、出展も続けます。1965年には国際形象展愛知県美術館賞、1995年には中村彝賞を受賞するなど生涯に渡り数々の意欲作を世に出し続け、享年93歳で逝去しました。

4.大沢 昌助の掛け軸作品の代表作一覧

  • 丘上の少年(1929年)
  • 青衣の像(1929年)
  • 波(1942年)
  • 運河(1942年)
  • 曲線風景(1967年)

5.大沢 昌助の掛け軸作品の買取査定ポイントのご案内

大沢昌助作品の市場価値は高く、版画、リトグラフとともに作家肉筆の作品の出品が待望されていると言えます。署名や落款などで真作であると証明できるもの、保存状態が良いもの、展覧会の出展実績がある作品などは高値も十分期待できます。

代表的な掛け軸作品の査定ポイント
  • 作者本人の作品であるか(証明書や鑑定書があとなお良し)
  • 保存状態は良好か(傷やシミ、カビなど汚れがないか)
  • 作者のサイン(落款)があるかどうか
  • 展覧会の出展実績があるかどうか(目録や解説などがあるとなお良し)
  • 作品の大きさはどうか
  • 付属品が保管されているか(箱・袋・軸など)

6.大沢 昌助の掛け軸作品の取引相場や取引参考価格

署名や落款のある肉筆の作品はおおむね高値で取引されており、作品の大きさや展覧会の出展実績、保存状態や付属品の有無などで査定額は大きく変動しています。作品サイズが縦95cm、横50cmの『そして笑う』という木版画を表装した掛け軸では、表具や本紙に汚れや傷みはほとんどなく、付属品として軸先、紐、桐の共箱、紙箱付きで、ふたの表に署名、落款があり20,500円で落札されました。また、『赤と黒の記号』という作品サイズ縦79cm、横67cmの額装された真作保証済みの作品では、サインがあり作品裏に画廊のシールもあったことから124,000円の高額落札となった実績もあります。

7.大沢 昌助の掛け軸作品の買取についての情報まとめ

類まれな才能に甘んじることなく自らの芸術の探求に人生を賭けた大沢昌助の画業は、晩年に至るまで実験の精神に満ちたものでした。署名や落款があり来歴が明らかな作品などは、高額査定の好機と言えます。大沢昌助作品をお手元にお持ちでしたら、ぜひ査定に出されることをお勧めします。

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