尾竹 竹坡(おたけ ちくは)の作品を高価買取!掛け軸作家の査定ポイントを徹底解説!

1.尾竹 竹坡の作品を売りたいお客様へ

尾竹 竹坡は明治中期~昭和初期にかけて活躍した日本画家です。木版画や水墨画を中心に様々な作品を製作していました。すでに没後数十年が経過しており、いずれの作品も価格が高騰しています。掛け軸作品も希少価値が高く、状態が良いものは高値が期待できます。

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2.尾竹 竹坡についての解説

尾竹 竹坡の作風はバラエティ豊かで、伝統的な日本画を描く場合もあれば、中国など海外にインスピレーションを得たもの、抽象的な絵まで様々あります。特定の概念に囚われず、自由な画風が持ち味ともいえますが、どの作品も高い評価を得ています。現在でも展覧会が開かれているため、尾竹 竹坡の人気の高さが伺えるでしょう。

3.尾竹 竹坡の歴史

尾竹 竹坡は1878年に現在の新潟市で生まれました。兄(尾竹越堂)と弟(尾竹国観)がおり、3人合わせて「尾竹三兄弟」といわれています。尾竹 竹坡は4歳の頃から笹田雲石に絵を学び、竹坡の号を授かりました。その後6歳で花鳥画を描きあげるなど卓越した才能を持ち、当時は神童と評されていたそうです。18歳の時に弟と一緒に上京して川端玉章に入門するなど、更に技術に磨きを掛け、以後も数多くの作品が生み出しました。しかし大正に入ってからは画力に陰りが見え始め、1936年に58歳でこの世を去りました。

4.尾竹 竹坡の代表作

  • 茸狩
  • 歌舞伎十八番内
  • 七福神酒宴之図
  • 月の潤い・太陽の熱・星の冷え
  • 屈斜路湖

5.尾竹 竹坡の作品の買取査定ポイント

もし不要な尾竹 竹坡の作品を売りたい方は、まず掛け軸のコンディションを確認してみましょう。掛け軸は保管状態が大切な品です。カビが生えていたり、シミの付着や破れた箇所があると価値が下がります。共箱などの付属品も査定の対象になります。掛け軸は査定が難しい品のため、信頼できる業者に査定してもらうことも大切です。

代表的な査定ポイント
  • カビやシミなどが無いか確認しておく
  • 共箱なども捨ててはいけない
  • 信頼のできる業者に買取査定依頼する

6.尾竹 竹坡の作品の取引相場価格

尾竹 竹坡の作品は多数ありますが、ネットオークションでは掛け軸がおよそ3~5万円で取引されています。ただし、一部作品は取引価格が高騰しており、例えば「葵之図」という作品は約18万円で落札されていました。こちらは汚れやシミなどがありますが、共箱が付属していました。また「木蓮と瑠璃鳥」という作品が約8万円で落札されています。こちらの品も経年劣化はありますが、真作保証されており、共箱も付属していました。

7.尾竹 竹坡の作品の買取についてのまとめ

明治から昭和にかけて活躍した尾竹 竹坡は、その独特の作風から高い人気を博しました。没後80年以上が経った現在でも人気は衰えておらず、ほとんどの作品が数万円台で取引されています。もちろんコンディションも影響しますが、経年劣化が目立つ作品でも一部高値が付いています。もし不要になった尾竹 竹坡の作品がある方は、買取査定依頼を検討してみてはいかがですか。