大槻 磐渓(おおつき ばんけい)の掛け軸買取を実施中!【SATEeee掛け軸買取】へ

1.大槻 磐渓の掛け軸作品をお持ちで売りたいお客様へ

大槻磐渓は江幕末に仙台藩に仕えた儒学者です。蘭学者で仙台藩医の大槻玄沢を父に持ち、早くから開国論を唱えています。戊辰戦争では旧幕府軍の精神的主柱として新政府軍と戦いますが敗れて投獄されました。大槻盤渓は戊辰戦争で活躍した経歴から知名度が高く、掛け軸は10,000円以上の値段で落札されており、状態や種類によってはより高値にも期待できます。

このページの目次

2.掛け軸作家「大槻 磐渓」についての概要

大槻磐渓は蘭学者の大槻玄沢の次子で仙台藩に仕えました。江戸の昌平黌で学び、長崎など全国を歴遊します。ペリー来航時は開国を主張しました。その後藩校養賢堂の学頭となり戊辰戦争では主に文書をつかさどって活躍しますが、新政府に敗れて逮捕されました。恩赦されたのちは東京に居住し文筆と風雅に生き、主に漢詩について存在感を発揮しました。

3.掛け軸作家「大槻 磐渓」の生い立ちや歴史

大槻磐渓は、仙台藩の大槻玄沢の次男として生まれました。昌平黌に学んだ後、父の死後に蘭学修業のため長崎に1年あまり遊学し、儒学にも専念します。また、西洋砲術修業のため江川塾に入門して皆伝を受け仙台藩の西洋化にも貢献しました。仙台藩の近習と養賢堂学頭副役に抜擢され、戊辰戦争では旧幕府軍の精神的主柱として活躍しますが、新政府軍に敗れて獄に繋がれます。許された後は上京して本郷に隠棲し、風流の道に生きました。

4.大槻 磐渓の掛け軸作品の代表作一覧

  • 唐成人日大雪和欧陽公之韻
  • 三幅対

5.大槻 磐渓の掛け軸作品の買取査定ポイントのご案内

大槻磐渓の掛け軸は作品の大きさと保存状態(シミやシワがないか)、本人の真筆かどうかが査定における重要なポイントになります。さらに署名や落款がちゃんとそろっているか、箱がそろっているかも査定価格に影響を与えます。

代表的な掛け軸作品の査定ポイント
  • 作品の大きさ
  • シミやシワがなく良好な保存状態か
  • 大槻磐渓の真筆か
  • 署名と落款がそろっているか
  • 箱もついているか

6.大槻 磐渓の掛け軸作品の取引相場や取引参考価格

大槻磐渓の『唐成人日大雪和欧陽公之韻』(サイズ144.5cm×64cm)という掛け軸は、経年による劣化があり、若干の折れがあるお品でしたが真筆のものだったため16,500円で取引されています。同様に、大槻盤渓の真筆が保証されている『一灯』(サイズ191cm×42.5cm)というお品はシミや傷みがある状態でしたが箱や落款があり、10,500円で落札されていました。

7.大槻 磐渓の掛け軸作品の買取についての情報まとめ

大槻磐渓は幕末に活躍した儒学者で戊辰戦争では旧幕府軍に属し活躍しました。文人としても一流で、掛け軸は10,000円以上の値段がついており、保存状態によってはさらに高値がつくことも考えられます。大槻磐渓の掛け軸をお持ちの方はぜひ査定に出すことをおすすめします。