斉 白石（さい　はくせき）の掛け軸買取を実施中！【SATEeee掛け軸買取】へ

1.斉 白石の掛け軸作品をお持ちで売りたいお客様へ

斉白石は清末から中華人民共和国の画家・書家・篆刻家です。斉白石は華やかな色彩と簡潔で力強い墨線の画を得意とし、素朴な描写のなかに、かわいらしさとユーモアにあふれた作品を手がけました。倣古主義に陥り停滞していた近代中国芸術の旧習を打破し、新風を吹き込んだ功績から現代中国画の巨匠と評価されています。

2.掛け軸作家「斉 白石」についての概要

斉白石（1864年〜1957年）は湖南省湘潭の農家に生まれ、はじめは大工・指物師として生計を立てていました。のちに画譜や古画を熱心に学び、やがて北京に活動場所を定めて画家として大成しました。中国美術界の発展に貢献した功績が認められ、中国で最も古い美術アカデミーである「北京画院」の初代名誉院長に就任しました。

3.掛け軸作家「斉 白石」の生い立ちや歴史

斉白石は現代中国で最も有名かつ人気のある画家の1人です。人物や山水、花鳥など幅広い主題を、明るく華やかな彩色、簡潔で力強い筆線、自由自在な墨の広がりで表現しました。40歳以後の7年間で5度にわたり中国全土を巡遊し名山や大河を堪能しながら芸術的な視野を広げました。その後故郷に戻り、詩書画印の制作に没頭しました。『借山図巻』、『石門二十四景』などの大作はこの頃の作品です。晩年には「人民芸術家」の称号を授かり、画業を大成しました。

4.斉 白石の掛け軸作品の代表作一覧

• 借山図巻（1910年）
• 石門二十四景（1910年）
• 墨梅図（1917年）

5.斉 白石の掛け軸作品の買取査定ポイントのご案内

掛け軸の買取は、鑑定が難しいため知識や情報がないと損をしてしまう可能性があります。斉白石の作品も例外ではありません。斉白石は人物や山水、花鳥など幅広い画題に取り組み多数の作品を残しています。まちがいなく斉白石の作品であることが証明できると高い買取が期待できます。さらに、ギズやしみがない状態であればプラス査定が期待できるでしょう。

代表的な掛け軸作品の査定ポイント

• 真贋（本物）かどうか（サインや落款が確認できるか、いつの時代の作品であるか）
• 保存状態は良好か（補修せずにそのままお持ちください）
• 市場価値はあるか（有名作家の作品なら多少劣化していても高値が付きます）
• 掛け軸の素材の質、種類
• 付属品の欠けはないか（共箱・共布・栞などが揃っているか）

6.斉 白石の掛け軸作品の取引相場や取引参考価格

近代絵画の巨匠とされ人気が高い、斉白石。2011年のオークションで斉白石の作品『松柏高立図　篆書四言聯』が4億2千5百万元（約54億円）で、2017年には『山水図十二屛』が9億3千万元（約158億円）で取引されました。実力と知名度が高く、斉白石は「中国で一番高値が付く画家」と称されています。

7.斉 白石の掛け軸作品の買取についての情報まとめ

斉白石は華やかな色づかいと力強い墨の線で味わい深い水墨画を描きました。作品が高値で取引されることから、斉白石は「中国のピカソ」とも称され、実際そのピカソからも高い評価を得ていました。斉白石の作品買取では、真作かどうかが査定額を大きく左右しますので、鑑定書や保証書そして付属品なども揃って提出するようにすると良いでしょう。

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