啓 功(けい こう)の掛け軸買取を実施中!【SATEeee掛け軸買取】へ
1.啓 功の掛け軸作品をお持ちで売りたいお客様へ
啓功は中国の書家、画家です。また教育者、古典文献学家、文物鑑定家、紅学家、詩人としても名を知られています。清の第5代皇帝である雍正帝の第九代目の孫ですが、啓功は生涯に渡り愛新覚羅姓を名乗ることはせず、自らの実力だけで中国書道界の大御所と呼ばれるまでになりました。
このページの目次
2.掛け軸作家「啓 功」についての概要
啓功(1912年〜2005年)の名は弘昼、字は元白(一作元伯)、号は苑北居士です。啓功の父は啓功が生まれて間も亡くなりました。そのため祖父に育てられ、4歳の頃から私塾へ行って詩文を学びました。10歳で曽祖父と祖父が続けて亡くなると債務返済に追われ経済的に困窮します。学校中退を余儀なくされますがその後書道と中国画を学びはじめ、中国古典文学や考證学など幅広い分野の研究に没頭しました。
3.掛け軸作家「啓 功」の生い立ちや歴史
啓功は輔仁大学の美術学部と中国文学部の助教授などの要職を歴任し、60年間教育に携わりました。その当時の啓功の書は上品さの中に力強さが感じられたため、老舗のレストランの看板に重用されました。そのほか環状路にかかる橋の看板も手掛けました。しかしながら依頼があまりにも多くなってしまったため、断ることも多々あったようです。
4.啓 功の掛け軸作品の代表作一覧
- 啓功行書千字文(2009年)
- 啓功全集(2012年)
- 啓功談中国名画 (2012年)
- 啓功自伝
- 雙清図
5.啓 功の掛け軸作品の買取査定ポイントのご案内
中国でもその名を知らない人はいないほど有名であるがゆえ、啓功の書には偽物も多いです。骨董品市場で出回っている自分の偽物の作品を見て「この字は私よりはるかに上手」だとユーモアで返したというエピソードもあります。おおらかで温かい人柄は亡くなった今でも慕われており、啓功の作品は高額査定の可能性があります。保存状態が良いとさらに高額買取できる可能性があります。
代表的な掛け軸作品の査定ポイント- 作家名・作品名(掛軸には落款(らっかん)と呼ばれる印鑑やサインがあります)
- 保存状態(シミや破れのないきれいな状態で保存されていれば、高く買取できます)
- 大きさ(高さ、横幅をご確認ください)
- 作品の種類(神仏画、花鳥画、山水画など図柄わかれば、お知らせください)
- 付属品(掛軸を入れる共箱や鑑定書があれば一緒にお持ちください)
6.啓 功の掛け軸作品の取引相場や取引参考価格
2013年に行われた四季第36回オークションで、啓功の『雙清図』が1,524万円で落札されました。中国書道界の大御所であるだけでなく、啓功の素朴で誠実、機知に富んだ人柄はファンも多く需要が見込めます。
7.啓 功の掛け軸作品の買取についての情報まとめ
啓功の書体は上品、かつ力強いことで人気があります。毛沢東が発動した文化大革命(1966年)時代に朝から晩まで大字報(他人の書いた文字を毛筆の大きな字で書き写す)を命ぜられ、この体験こそが書体の元になったのだと啓功自身が皮肉とユーモアを交えて話したこともあります。啓功の作品は多数ありますが、鑑定の難しい贋物や写しも多いので注意が必要です。
その他の掛け軸について
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