羅 聘(ら へい)の掛け軸買取を実施中!【SATEeee掛け軸買取】へ
1.羅 聘の掛け軸作品をお持ちで売りたいお客様へ
羅聘は、清時代中期の書画の革新者たる揚州八怪の一人と称され、特に鬼などの妖怪画で一世を風靡した画家です。墨梅、墨竹、花卉や人物など多様な画題で傑作を数多く残しています。その画風からは筆線を主体とした均等な筆致から滲みの妙まで高い技巧が感じられ、後の画家に多大な影響を与えました。歴史的価値、市場価値ともに極めて高い作家です。
このページの目次
2.掛け軸作家「羅 聘」についての概要
羅聘(1733年~1799年)は中国安徽省の出身で、字は遯夫、両峯、花之寺僧と号しました。揚州八怪の中で一番若く、白昼に鬼や妖怪が見えるとして、『鬼趣図』を描いたと言われています。清朝中期の乾隆帝の時代では、妖怪が流行していたこともありその作品は当時の文人たちに非常に愛されました。
3.掛け軸作家「羅 聘」の生い立ちや歴史
羅聘は出身地である安徽省歙県から早いうちに揚州に移り、同じく揚州八怪の一人に数えられる金農の最晩年の時期に師事しました。師匠、金農が没した後は、その遺稿集を上梓しました。自分の前世が「「花之寺」の主座であったという夢を見たことから、号を「花之寺僧」としたとも言われています。66歳で逝去しました。
4.羅 聘の掛け軸作品の代表作一覧
- 姜白石詩意図冊(1774年)
- 鄧石如登岱図(1790年)
- 丁敬身先生倚杖坐石像
5.羅 聘の掛け軸作品の買取査定ポイントのご案内
古書画であるため、多少古さの目立つ作品であっても高評価となることもあります。しかしその一方で、贋作が多く存在しているとも言えます。署名、落款で真作であると証明できる場合は高額査定となる可能性が高くなり、共箱、軸先など付属品が揃っているとさらに査定額は上乗せできます。
代表的な掛け軸作品の査定ポイント- 作者本人の署名(落款)があるか
- 羅聘の真作であるかどうか(証明書や鑑定書があればなお良し)
- 付属品は揃っているか(共箱・共布・軸先などが揃っていると評価額は上乗せできます)
- 保存状態は良好か(シミ、カビ、欠けなどがないか)
- 尺の大きさはどうか
- 素材は何でできているか
6.羅 聘の掛け軸作品の取引相場や取引参考価格
署名、落款があり付属品も残っている肉筆の作品で画題や作風に作家の個性がよく表現されているものは、保存状態に難があるものでも期待以上の高値をつけることもあります。作品全体が縦約148.5cm、横約41.5cm、本紙が縦約93cm、横約29.5cmの肉筆時代保証済みの花卉図では、経年のスレや穴などがあり古さの目立つ状態でしたが、署名、落款があり、作家の高い技術力を伺わせる筆致の作品でもあったため、250,918円の高額落札となっています。また、署名、落款のある縦17.5cm、横53.5cmの扇面の人物図では293,000円の高額落札となった実績もあります。
7.羅 聘の掛け軸作品の買取についての情報まとめ
唯一無二の個性あふれる画業で、中国美術史に大きな足跡を残した羅聘。作家の果てなき想像力によって紡がれた芳醇な作品世界に魅了される愛好家は現在も数多く、市場では常に出品が待望されています。高額落札に至ることも多い作家です。羅聘作品をお手元にお持ちでしたら、査定に出されることが最良です。
その他の掛け軸について
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