頼 山陽(らい さんよう)の掛け軸買取を実施中!【SATEeee掛け軸買取】へ

1.頼 山陽の掛け軸作品をお持ちで売りたいお客様へ

頼山陽は江戸時代の思想家です。特に歴史に造詣が深く、武家の時代とその歩みを描いた「日本外史」を著しました。山陽は幕末の混沌の時代を迎える前にこの世を去りましたが、彼の著した「日本外史」は尊王攘夷の志士らに多いに読まれ、彼らによる時代回天の大きなエネルギーとなりました。それだけに掛け軸などは高値での買取が期待できる作家といえるでしょう。

このページの目次

2.掛け軸作家「頼 山陽」についての概要

頼山陽は江戸時代後期の思想家。歴史家としての側面も持ち、同時に漢詩なども嗜む文人としても知られます。幕末の京において私塾を営み多くの門人を育てる傍ら、日本各地を訪問。全国の文人墨客らと交わり卓抜した歴史観を持つに至ります。その歴史観を加えることによって完成させた「日本外史」は、当時の尊王攘夷の志士らを大きく刺激し、幕府転覆に大きな影響を与えました。

3.掛け軸作家「頼 山陽」の生い立ちや歴史

頼山陽は1781年、大坂に生まれました。若くして学問優秀で、特に歴史に強い関心を示しました。成人して江戸に学び、やがて1809年に父親の友人の儒学者の招へいを受け、廉塾の塾頭を務めるに至ります。しかし、恵まれた境遇にも満足せず、学者として世に知られたいとの思いから京で私塾を開きます。門人らを教えつつ日本各地を周遊し文人墨客らと交わり、有名な「日本外史」を著します。山陽自身は1832年なおも執筆を続けようとする中、喀血により53年の生涯を閉じますが、「日本外史」は幕末、尊王攘夷の志士らに大きな影響を与え、日本の新しい扉を開く一助となりました。

4.頼 山陽の掛け軸作品の代表作一覧

日本外史(1826年)
日本楽府(1828年)
通議(完成年不明)

5.頼 山陽の掛け軸作品の買取査定ポイントのご案内

多くの日本人に好まれる「幕末」において、その思想的なバイブルとも言える「日本外史」の作者ということもあり、人気の高い作家といえます。査定にポイントとしては、まず頼山陽の真作であることに疑いはないかが重要な条件となります。そのほかにも、シミや折れ、褪色はないか、箱は付属しているか、サイズはどれくらいかといったことも査定を左右するポイントとなります。

代表的な掛け軸作品の査定ポイント
  • 頼山陽の真作であることに疑いはないか
  • シミ、折れ、褪色などはないか
  • 良い保存状態が保たれているか、箱は付属するか
  • サイズはどれくらいか

6.頼 山陽の掛け軸作品の取引相場や取引参考価格

頼山陽の掛け軸などの作品はネットオークションなどでは真贋不明なものも含めれば1,000円程度から1万数千円で取引されています。しかし中には真作であることを保証していなくても、例えば「七絶四首巻物 頼潔箱書 最晩年の絶作」と謳い、縦31㎝、横530㎝、箱無しで「シミ、ヨレ、ヨゴレ、ヤケ、虫喰い、ヤブレあり」とする作品が 73,666円です。「頼山陽 漢詩 書 屏風 六曲一双 紙本肉筆 頼襄 三十六峰外史」とする作品で、「全体にヤケ、所々にシミ汚れや剥落があり。また、つなぎ目部分に表具のめくれがあり」と説明する高さ約175.5㎝、幅約68㎝×12面、厚み約22㎝(一双)のものが61,000円で取引されています。

7.頼 山陽の掛け軸作品の買取についての情報まとめ

幕末、徳川幕府滅亡のきっかけを作った尊王攘夷の志士らに大きな影響を与える書物を残した頼山陽。その存在は歴史ファンの間で高く評価されているため、今も人気の高い史上の人物の一人です。このため掛け軸などの作品にも高値買取の期待がありますので、頼山陽の作品が手元にあるという方は一度査定に出されてみることをお勧めします。

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