蘭谷 元定(らんこく げんじょう)の掛け軸買取を実施中!【SATEeee掛け軸買取】へ

1.蘭谷 元定の掛け軸作品をお持ちで売りたいお客様へ

蘭谷元定は、江戸時代前期の黄檗宗の和僧です。法号が蘭谷で、法諱が元定です。画・篆刻・彫刻に秀で、絵画は「黄檗画像(特に頂相)」を得意とし、独照性円や月潭の肖像が現存しています。また、萬福寺塔頭のひとつである真光院には無心性覚の頂相が伝わっています。文人画風の墨画にも精通しており、蘭をはじめ四君子を好んで描きました。

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2.蘭谷 元定の掛け軸作品についての概要

蘭谷元定は、仏像彫刻は范道生から刀法を学び、明様式の装飾的で写実的な作風で知られています。また篆刻をよくし、伊藤仁斎や伊藤東涯、細井広沢らの印を刻しました。このころ篆刻芸術の黎明期に当たり、蘭谷元定の活躍は後進に大きな影響を与えました。

3.蘭谷 元定の掛け軸作品の歴史や情報

蘭谷元定は、京都の衣屋の子として生まれました。父に従って黄檗山に詣でていましたが、15歳の時に隠元隆琦の侍者であった月潭道澂の弟子となりました。1694年、月潭が京都嵯峨野の直指庵第2代住持となるに伴い首座となり、山内の含玉軒に住しました。初期の南画家に先立つ50年も前に、このような画風があったということが注目を集めていました。1707年に没しています。

4.蘭谷 元定の掛け軸作品の代表作一覧

  • 墨竹図 

5.蘭谷 元定の掛け軸作品の買取査定ポイントのご案内

蘭谷元定は明より渡来した隠元、独立、范道生らと交流を持ち、和僧でありながら明時代の雰囲気を持つ書画作品を遺しています。好条件で査定が受けたいなら、保存状態が良い、箱などの付属品があることもあらかじめ確認しておきましょう。制作年代や筆法、主題によっても価値は大きく変動します。掛け軸買取の場合には、年代が不明の古い作品であっても高価買取となるケースもあります。

代表的な掛け軸作品の査定ポイント
  • 素材の質、種類
  • 付属品の欠けはないか(共箱・共布・栞などが揃っているか)
  • 傷み具合はどうか(保存状態が良好であれば評価額が高くなります)
  • 真作であるかどうか(証明書や鑑定書があればなお良い)
  • 作者の署名・落款(らっかん)があるか
  • 希少な作品であるか(欲しがる人が多いほど買取価格はあがります)

6.蘭谷 元定の掛け軸作品の取引相場や取引参考価格

蘭谷元定の作品は現在において市場に流通することが少なく、買取相場価格は不明です。しかしながら、中国由来の画法に影響を受けるなど日本の美術分野に大きい影響を与えた蘭谷元定は、今なお高い評価を得ています。蘭谷元定の作品は市場価値が高いため、真作であることが証明できるなら高額査定に繋がるでしょう。

7.蘭谷 元定の掛け軸作品の買取についての情報まとめ

蘭谷元定の作品を売却しようと考えているのなら、真作であると証明できるかどうかが高額査定のカギです。市場には贋作も出回っており、真作証明のためには作品購入時や作品を譲り受けたときに付いてきた保存箱など付属品がすべて揃っているかを確認しておく必要があります。作品をお持ちでしたら、ぜひ一度査定に出されることをお勧め致します。