郎 世寧(ろう せいねい)の掛け軸買取を実施中!【SATEeee掛け軸買取】へ
1.郎 世寧の掛け軸作品をお持ちで売りたいお客様へ
郎世界は中国清朝に仕えた宮廷画家ですが、イタリア人の修道士でもあります。中国で画家として働くという任務をイエズス会から受けて、17歳の時から78歳で亡くなるまで清朝の3皇帝に仕え活躍しました。中欧折衷の作品も多く、完成度の高い郎世寧の作品は高値での取引が期待できるといえます。
このページの目次
2.掛け軸作家「郎 世寧」についての概要
郎世寧は1688年生まれのイタリア人で本名は「ジュゼッペ・カスティリオーネ」です。イエズス会の宣教師であり画家でもある事から、中国での画家活動の命を受け17歳で中国に渡りました。中国では康熙、雍正、乾隆の3皇帝に仕え、人物や鳥獣、植物など多くの作品を残しています。正面からの構図や陰影をつけない中国画と立体感のある西洋画の技法を取り入れ独特な中欧折衷を確立しました。郎世寧は78歳で病死するまで51年間中国朝廷に奉職し、乾隆帝から恩賞として「侍郎」という官位を追贈されました。
3.掛け軸作家「郎 世寧」の生い立ちや歴史
郎世寧は1688年にミラノで生まれたイタリア人でボローニャ派の画家でしたが、中国での画家活動の任務をイエズス会から与えられ1715年に北京に渡り、康熙、雍正、乾隆の3皇帝に仕え、命に従って人物や鳥獣など様々な絵を制作しました。人物画は正面から描き陰影をつけない中国伝統画に従い、鳥獣や植物などは立体感や陰影、遠近の西洋式を取り入れ中欧折衷的な絵を確立し発達させました。また、絵だけではなく、バロック式を取り入れた離宮、円明園西洋桜の設計にも携わり、建築面でも中国に大きな影響を与えました。
4.郎 世寧の掛け軸作品の代表作一覧
- 百駿図 1728年
- 聚瑞図
- 心写治平図巻
- 乾隆帝朝服姿 1758年
- 皇貴妃朝服図
5.郎 世寧の掛け軸作品の買取査定ポイントのご案内
中国近代美術の巨匠ともいわれる郎世寧の作品は高値を呼ぶことも多い作家です。高値での買取には、郎世寧本人の真作であることが条件ですが、その他にも作品の大きさや保存状態の良し悪しによっても査定金額は大きく変動します。
代表的な掛け軸作品の査定ポイント- 保存状態は良好か(汚れや欠けはないか)
- 郎世寧本人の作であるかどうか(鑑定書などはあるか)
- 作者の署名(銘)はあるか
- 素材は何でできているか
- 付属品はあるか(箱などはあるか)
6.郎 世寧の掛け軸作品の取引相場や取引参考価格
郎世寧の作品はインターネットのオークションサイトで見ても数多くは出回ってはいません。その中でも最近のもので、171cm×84cmの山水図が模写と表記されているもので、514,001円で取引されています。
7.郎 世寧の掛け軸作品の買取についての情報まとめ
中国の伝統画の技法とリアルに描く西洋画の中欧折衷を確立し発達させた郎世寧の功績は大きく、勲章まで贈られています。そんな郎世寧の作は高値での買取が期待できるでしょう。郎世寧の作をお持ちの方は是非お問い合わせください。
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