劉 海栗(りゅう かいぞく)の掛け軸買取を実施中!【SATEeee掛け軸買取】へ
1.劉 海栗の掛け軸作品をお持ちで売りたいお客様へ
劉海栗は中国の現代画家で、中国における美術教育に初めてヌードの人物を取り入れて中国画に美術革命を行った人物です。西洋画を取り入れた色鮮やかな山水画など前衛的で人気なので、高値での取引が期待できるかもしれません。
このページの目次
2.掛け軸作家「劉 海栗」についての概要
劉海栗が生まれ育ったころ中国では、アヘン戦争や辛亥革命があり4000年の王朝歴史が崩れ共和制国家がおきるなど激動の時代でした。劉海栗自身も中国の美術革命を起こしています。自分が設立した中国初の私立の美術学校で、それまではタブーだったヌードの人物や自然の写生を取り入れて中国政府に目を付けられました。そのような過程で完成した劉海栗の山水画は色鮮やかで美しい山水画です。
3.掛け軸作家「劉 海栗」の生い立ちや歴史
劉海栗は1896年に江蘇省で生まれました。幼い頃から画が得意で、14歳の時に上海に出て周湘に師事し山水画を学び、17歳の時に故郷に戻り絵画の私塾を開いています。中国初の私立美術学校を設立し近代中国の美術教育の基礎を築きました。ヌードの人物画や自然の写生を取り入れたため、当時の中国政府から監視の対象になってしまい、劉海栗は身の危険を感じて日本に亡命しています。西洋画を取り入れた劉海栗の作品は色鮮やかな青、緑、赤が特徴です。中国の名山「黄山」をテーマにした作品を数多く描いていることでも有名です。
4.劉 海栗の掛け軸作品の代表作一覧
- 荷花(1976年)
- 渓山鴻蒙図(1978年)
- 黄山(1981年)
- 天都夕照(1981年)
- 黄山光明頂(1982年)
- 荷花鴛鴦(1984年)
5.劉 海栗の掛け軸作品の買取査定ポイントのご案内
劉海栗は日本で展覧会を開催したことがある人気の画家です。高値での買取には、劉海栗本人の真作で間違いがないという事が第一条件ですが、他にもサイズや保存状態などによって査定額は大きく変動します。
代表的な掛け軸作品の査定ポイント- 劉海栗本人の作品かどうか(鑑定書などの有無)
- 作品に署名はあるか(銘や落款などの有無)
- 保存状態は良好か(汚れやキズがあるか)
- 素材は何でできているか(紙や絹など)
- 付属品はあるか(箱や共布は残っているか)
6.劉 海栗の掛け軸作品の取引相場や取引参考価格
劉海栗は日本で展覧会を開催したこともある画家で、とても人気の高い作家です。ネットオークションサイトでは、劉海栗本人の作ではない肉筆とだけ記されているものが多数でています。その中で、やはり肉筆とだけ記されている『山水画』で、紙本、サイズ長さ241cm×横幅53cm、経年の汚れあり、というものが、78,378円の取引価格ででています。劉海栗の真作ではないものでもこのくらいの取引価格がつきました。
7.劉 海栗の掛け軸作品の買取についての情報まとめ
劉海栗は、中国の山水画に新しい旋風を巻き起こし、弾圧の末に完成した色鮮やかな山水画を多数描いています。人気の高い画家なので、偽物や印刷も多く出回っています。それらしきものをお持ちの方は一度査定にだしてみてはいかがでしょうか。
その他の掛け軸について
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