西行(さいぎょう)の掛け軸買取を実施中!【SATEeee掛け軸買取】へ
1.西行の掛け軸作品をお持ちで売りたいお客様へ
西行(さいぎょう)は、平安末期から鎌倉時代初期にかけての武士、僧侶、歌人でした。出家して円位を名乗り、後に西行と称しました。『千載集』に18首、『新古今集』に94首が入撰しています。大変著名な歌人のため、西行の新作であれば高値が期待できるでしょう。
このページの目次
2.掛け軸作家「西行」についての概要
西行は、藤原俊成とともに新古今の形成に大きな影響を与えた歌人でした。その歌風は、率直質実ながら、強い情感をてらうことなく表現し、特に恋歌や雑歌を得意としていました。また俗語や歌語ではない語を歌の中に取り入れるなど、自由な詠み口も特色のひとつに挙げられています。院政期の実験的な新風歌人として活躍し、新古今へとつながる流れを創りだした歌壇の中心人物でした。
3.掛け軸作家「西行」の生い立ちや歴史
西行は、1118年(元永元年)に代々衛府に仕える家系生まれました。16歳の頃から徳大寺家に仕えたことが縁となり、徳大寺実能や公能と親交を深めます。1135年(保延元年)、18歳で左兵衛府の第三等官の任に就き、1137年(保延3年)には鳥羽院の北面武士として奉仕していたことが記録に残っています。1140年(保延6年)、23歳で出家して円位と名乗り、後に西行と称しました。出家後は諸国を巡り、多くの和歌を残しました。
4.西行の掛け軸作品の代表作一覧
- 千載集
- 新古今集
- 山家心中集
- 聞書集
5.西行の掛け軸作品の買取査定ポイントのご案内
査定にあたっては西行の確かな落款や印があることが重要です。真作を証明できる鑑定書や書付があるとなおよいでしょう。保存状態やサイズ、仕立てによっても大きく査定金額が変動いたしますのでご留意ください。
代表的な掛け軸作品の査定ポイント- 欠けなどがなく保存状態は良好か(補修せずにそのままお持ちください)
- 西行本人の作品かどうか(サインや落款が確認できるか、いつの時代の作品であるか)
- 素材の質、種類
- 掛け軸の付属品の欠けはないか(共箱・共布・栞などが揃っているか)
- 市場価値はあるか(有名作家の作品なら多少劣化していても高値が付きます)
6.西行の掛け軸作品の取引相場や取引参考価格
西行の掛け軸作品はネットオークションでは真贋不確かなものでも数千円程度から数万円で取引されています。模写作品でも例えば『仮名文』という作品では、本紙サイズ縦約28cm×横約40.5cm、「紙本肉筆」、「象牙軸 、「金襴三段表装風帯付き」、作品状態は「 本紙に時代感あり」、付属品として「桐箱入り」とするものが、317,600円で落札されています。
7.西行の掛け軸作品の買取についてのまとめ
西行は平安時代末期から鎌倉時代初期にかけて、新古今の新風形成を担った歌壇の中心人物でした。西行は著名な歌人のため、真作保証する掛け軸作品であれば高値が期待できるでしょう。作品を所有されている方は是非一度査定を検討されることをお勧めいたします。
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