斎藤 拙堂(さいとう せつどう)の掛け軸買取を実施中!【SATEeee掛け軸買取】へ

1.斎藤 拙堂の掛け軸作品をお持ちで売りたいお客様へ

斎藤拙堂は江戸時代後期に活躍した儒学者で、津藩に仕えました。昌平黌で学問を学び、若くして藩校有造館の学職となり子弟に学問を講義します。文章は当代一流の誉れ高く、頼山陽や大塩平八郎、渡辺崋山、吉田松陰など高名な儒学者や志士とかかわりがあったことから高値の査定が期待できます。

このページの目次

2.掛け軸作家「斎藤 拙堂」についての概要

斎藤拙堂は江戸後期の儒学者です。江戸の津藩邸に生まれ,昌平黌で古賀精里に師事しました。24歳のときに藩校有造館が創設され,学職に抜擢されます。朱子学に基本を置きつつ諸説を折衷し、文章も当代一流と称されました。頼山陽や大塩平八郎、渡辺崋山、吉田松陰などと交流を持ち、弟子には長岡藩家老の河合継之助や二松学舎大学を創立した三島中州がいます。

3.掛け軸作家「斎藤 拙堂」の生い立ちや歴史

斎藤拙堂は1797年に江戸の津藩邸で生まれ、昌平黌で古賀精里の教えを受けました。古文に通じており24歳の若さで藩校有造館の創設に加わり、津藩に仕えます。アヘン戦争後には海外事情についても研究し、西洋の文物でも優れているものはそれを認めて、和漢洋の折衷によってより良いものにしていくことを主張し、いち早く津藩に種痘術を広めたり様式軍制を取り入れるなど藩政改革においても指導力を発揮しました。幕府は拙堂を召し抱えようとしましたが拙堂はこれを辞退し生涯津藩の家臣として過ごしました。

4.斎藤 拙堂の掛け軸作品の代表作一覧

  • 三行書
  • 和歌短冊
  • 一灯

5.斎藤 拙堂の掛け軸作品の買取査定ポイントのご案内

斎藤拙堂の掛け軸は作品の大きさや保存状態が査定のポイントといえます。もちろん、斎藤拙堂自身の肉筆であることも査定に影響しますので、査定に出す際は鑑定書もつけておくと良いでしょう。他にも付属品の有無なども査定時のポイントとしてあげられます。

代表的な掛け軸作品の査定ポイント
  • 作品はどのくらいの大きさか
  • 汚れや破れがなく良好な保存状態か
  • 斎藤拙堂自身の肉筆か(鑑定書などで証明されていればなおよいです)
  • 付属品(箱書きなど)はあるか
  • 落款や署名はあるか

6.斎藤 拙堂の掛け軸作品の取引相場や取引参考価格

『一灯』というお品は大きさが180cm×64cmでしたが傷みやシミ、虫食い穴があり、箱も破損しているあまり良くない保存状態で模写でしたが、11,500円の値段がついています。さらに、『孔子像』というお品は194.5cm×47.5cmの大きさで、痛みがある保存状態でした。『孔子像』も模写のお品でしたが、9,750円と10,000円近い値段で落札されています。

7.斉藤 拙堂の掛け軸作品の買取についての情報まとめ

江戸時代後期に儒学者として活躍した斉藤拙堂。渡辺崋山や吉田松陰などと交流をもち、弟子には河合継之助がいるなど幕末に大きな足跡を残しました。また、文章に巧みであることでも知られ、掛け軸は模写でも1万円以上の値段がついています。もし斉藤拙堂の掛け軸をお持ちの方は、この機会に是非お問い合わせくださいませ。