彭城 百川(さかき ひゃくせん)の掛け軸買取を実施中!【SATEeee掛け軸買取】へ
1.彭城 百川の掛け軸作品をお持ちで売りたいお客様へ
彭城百川は江戸時代中期の南画家です。服部南郭、祇園南海、柳沢淇園とともに日本南画の祖であり、日本で初めて本格的な中国南宗画様式による山水画を描いた画家として知られています。
このページの目次
2.掛け軸作家「彭城 百川」についての概要
彭城百川(1697年〜1752年)は尾張名古屋本町の薬種商・八仙堂に生まれました。先祖が中国江蘇省彭城の出身であることに因み、彭城を名乗りました。寺院の障壁画なども多く手掛けており、その功績からか法橋に叙されています。
3.掛け軸作家「彭城 百川」の生い立ちや歴史
画人として彭城百川は24歳のときに『幽居読書図』を描いていますが、本格的にはじめたのは京都に出た31歳以降とされています。博学であったことから漢文を解し、伝来した元明の典籍・図譜より文人画・南画を独学で会得しました。また旅を重ねながら画業の研鑽に励みました。彭城百川の作風は様式が幅広く、画技のレベルも高いことから人気があります。
4.彭城 百川の掛け軸作品の代表作一覧
- 高士観瀑図(1730年)
- 赤壁両遊図(1746年)
- 山水図屏風(1747年)
- 梅図屏風(1749年)
5.彭城 百川の掛け軸作品の買取査定ポイントのご案内
彭城百川は、画人としてだけでなく俳人としても活躍しており幅広い分野で深い知識を持っていました。また襖や屏風のような大画面でも描きこなしたことでも知られています。彭城百川の掛軸は、贋作も多く出回っています。真作であるかどうかが大きなポイントとなり、鑑定書や証明書などがあれば高額査定になる可能性があるでしょう。また保存状態が良いか、箱があるかなども査定額上乗せの重要な要素です。
代表的な掛け軸作品の査定ポイント- 真作であるかどうか(証明書や鑑定書があればなお良い)
- 作者の署名・落款(らっかん)があるか
- 希少な作品であるか(欲しがる人が多いほど買取価格はあがります)
- 素材の質、種類
- 付属品の欠けはないか(共箱・共布・栞などが揃っているか)
6.彭城 百川の掛け軸作品の取引相場や取引参考価格
彭城百川の作品はあまり市場に出回っていないため、希少価値が高く高値での取引が見込めます。取引相場価格は保存状態や作品の種類によって大きく変わり、真作の場合でも証明書や鑑定書がない場合は査定額が安くなる可能性があります。もし蔵や押し入れで眠らせたままの作品があれば、一度査定に出されてみることをお勧めします。
7.彭城 百川の掛け軸作品の買取についての情報まとめ
俳諧と画業ともに優れていた彭城百川の存在は、日本南画を大成させた池大雅や与謝蕪村、その後の木村蒹葭堂など後進にも大きな影響を与えました。彭城百川の残存作品は数多いものの、写しや贋作も混じっているので注意が必要です。落款やサインから真作である信憑性が高い作品であれば、思わぬ高値がつく可能性があります。
その他の掛け軸について
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