笹島 喜平(ささじま きへい)の掛け軸買取を実施中!【SATEeee掛け軸買取】へ

1.笹島 喜平の掛け軸作品をお持ちで売りたいお客様へ

笹島喜平は、仏教関連の像や、社寺をモチーフにした作品を多く残し、白黒の明確な対比や版木の彫痕を紙にオウトツとして出る、精悍な作風が特徴の版画家です。作品が多く出回り、知名度も高い事から世の需要も多く、彼の作品は高値で取引できる可能性が高いです。

このページの目次

2.掛け軸作家「笹島 喜平」についての概要

笹島喜平は独学で洋画を学び続けましたが、1936年、故郷の陶芸家浜田庄司の引き合わせにより棟方志功に弟子入り、平塚運一にも指南を受けました。1959年第33回国画会展に出品した、『風ある林』『森』は、バレンを使わず版木に紙をあて、上から押す拓刷り技法を表現し、注目を集めます。

3.掛け軸作家「笹島 喜平」の生い立ちや歴史

笹島喜平は、1906年4月22日栃木県芳賀郡に生誕しました。東京府立青山師範学校(現東京学芸大学)を1927年卒業し、教職に就きますが、教職の仕事の傍ら創作活動に励んだ彼は、1940年の第15回国画会展において『南豆の海』で初入選、1941年第4回新文展にて『山道』が入選、これにより自信を得た喜平は版画家となることを決意しました。1952年、師である棟方志功らと共に日本板画院を創立し、精力的に活動しました。

4.笹島 喜平の掛け軸作品の代表作一覧

  • 南豆の海(1940年 )
  • 山道(1941年)
  • 漁村(1957年)
  • 山湖B(1957年)
  • 風ある林(1959年)
  • 森(1959年)

5.笹島 喜平の掛け軸作品の買取査定ポイントのご案内

笹島喜平は版画界の第一人者であり、現代でも人気がある版画家であるため、その作品は高い値段で取引される可能性があります。取引価格は作品の状態にも大きく左右されるため、箱の有無などで査定額が変動するでしょう。

代表的な掛け軸作品の査定ポイント
  • 作者の署名がされているか
  • 作品は適切に管理されているか
  • 鑑定書を所有しているか
  • 素材についての知見はあるか
  • 箱などの付属品の有無について

6.笹島 喜平の掛け軸作品の取引相場や取引参考価格

笹島喜平の作品はネットオークションでも取引されており、その多くは数千円~数万円で落札されています。近年確認された最も高額で落札された作品は、真作が保証され直筆サインがある『不動明王』であり、サイズは画寸高さ62cm、幅46cm、額寸高さ81cm、幅63.5cm、奥行き4cmです。経年や使用による汚れやスレなどがある状態のもので、35,100円の値段で落札されました。

7.笹島 喜平の掛け軸作品の買取についての情報まとめ

笹島喜平は独自の技法を駆使し、彼の表現は近年、研究者から注目を集めています。現在でも多くの作品が活発に取引されており、高値をつくことも珍しくないので、笹島喜平の作品を所有されており、価値を知りたい方は、一度査定に出してみることをお勧めします。

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