佐佐木 信綱(ささき のぶつな)の掛け軸買取を実施中!【SATEeee掛け軸買取】へ

1.佐佐木 信綱の掛け軸作品をお持ちで売りたいお客様へ

佐佐木信綱は歌人であり国文学者です。幼い頃から祖父や父の指導を受け、国文学に親しみました。作歌に勤しみながら国文学を研究した信綱は、歌集をはじめ数々の著作を発表しています。皇族に和歌を指導した人物としても知られています。信綱直筆の歌でしたら文学的に価値のあるものです。

このページの目次

2.掛け軸作家「佐佐木 信綱」についての概要

歌人としての信綱は、落合尚文、与謝野鉄幹、正岡子規に続いて新風を提唱しました。機関誌『心の花』を創刊、『思草』をはじめとする歌集の刊行など、歌人として活躍しました。唱歌『夏は来ぬ』や幼稚園唱歌『雀の歌』は有名です。作風は清新、温雅で肯定的人生観がうかがえます。「ひろく ふかく おのがじしに」を作家心情として多くの歌人を育てています。また国文学の研究者として、主に万葉集を研究しました。

3.掛け軸作家「佐佐木 信綱」の生い立ちや歴史

歌人・国文学者の佐佐木信綱は1872年鈴鹿市に生まれました。信綱の家は代々医者・学者でしたが、祖父の徳綱は書家で武術にも秀でた人でした。歌人で国学者の父の指導のもと、4歳で名歌を暗誦、5歳で作歌をしたと言われています。東京大学文学部古典科に12歳で入学し16歳で卒業しました。『思草』をはじめとした数々の歌集を観光。1937年には文化勲章を受章しています。歌会始撰者でもあり皇族に和歌を指導した人物です。生涯にわたって文筆家として生き、1963年没。享年91歳でした。

4.佐佐木 信綱の掛け軸作品の代表作一覧

  • 夏は来ぬ(1896年)
  • ある老歌人の思ひ出 自伝と交友の面影(1953年)
  • 校本 万葉集第1-10(1931年〜1932年)

5.佐佐木 信綱の掛け軸作品の買取査定ポイントのご案内

佐佐木信綱本人による筆跡であることが重要なポイントです。詩文は信綱のオリジナルと万葉歌の場合もあります。幼少期から書の手ほどきを受けた教養人なので、書作品としても評価に値すると思います。掛け軸は傷みやすいので保存状態もチェックポイントです。また、箱と箱書きがあればなお高価買取が期待されるでしょう。

代表的な掛け軸作品の査定ポイント
  • カビやシミがなく状態が良いこと
  • 本人の筆跡であること
  • いつ頃の作品であるか
  • 本人の落款や印
  • 共箱や箱書きがあること

6.佐佐木 信綱の掛け軸作品の取引相場や取引参考価格

歌人であり国文学者でもある佐佐木信綱は、著作の文学的評価が高いため市場に出ているものの多くは古書です。本人の直筆による掛け軸では、『大東亜戦争記念芸術』の作品が北原白秋、飛田周山、高浜虚子、佐佐木信綱の4作家の掛け軸をセットにして29,500円で落札されています。それぞれの作品サイズが縦45cm×横52cm、軸寸は131cm×71.5cmで、佐々木の作品のみ中央部に落書きのようなものがありますが状態は良好。2つの桐箱に4つの掛け軸を収めることができます。残念ながら単体の作品ではないですが、し文化勲章を受賞している作家の掛け軸なので、希少価値もあり状態が良好であればより高額な査定が期待できると言えます。

7.佐佐木 信綱の掛け軸作品の買取についての情報まとめ

幼少期から和歌に親しみ、5歳で作歌したといわれている佐佐木信綱。歌人であり国文学者でもある信綱は、生涯をかけて文筆生活を送りました。歌会始の撰者をつとめ、皇族に和歌を指導した人物であり、多くの歌集や著作を発表しました。国文学の中でも万葉集に関する著作が多く、万葉歌を書くこともありました。市場にそれほど出品されていないようですが、文化勲章の受賞者でもあります。その書もまた素晴らしく、掛け軸として床の間や茶室によく映えるでしょう。掛け軸をお持ちの方は、査定してみてはいかがでしょうか。

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