査 士標(さ しひょう)の掛け軸買取を実施中!【SATEeee掛け軸買取】へ

1.査 士標の掛け軸作品をお持ちで売りたいお客様へ

査士標は清代初期の書画家です。同郷の漸江と共に「新安四家」の一人に挙げられます。査士標の国内の主要作品は、中国書画蒐集家の山本悌二郎の旧蔵品であった『行書鮑防上巳寄孟中丞詩』(澄懐堂美術館蔵)が知られています。

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2.掛け軸作家「査 士標」についての概要

査士標(1615年~1698年)は安徽省休寧出身、字は二瞻、号は梅壑散です。はじめ科挙を目指しましたが、明が滅び清王朝が成立すると仕官の道を捨てて楊州で詩書画に専念する生活を始めました。家が裕福であったため多くの宋元画の真蹟を蔵しており、査士標は審美眼に優れ書画鑑定にも詳しかったと言われています。

3.掛け軸作家「査 士標」の生い立ちや歴史

書において米芾と董其昌を学んだ査士標は、「米・董の再出」と評される腕前を誇りました。査士標が用いていた「後乙卯生」という号は、董其昌と同じ干支に生まれたことに因んだものでした。

4.査 士標の掛け軸作品の代表作一覧

  • 溪山客来図(1657年)
  • 仿各家山水冊(1666年)
  • 鶴林煙雨図(1672年)
  • 清溪放艇図(1695年)
  • 仿雲林山水図(1695年)

5.査 士標の掛け軸作品の買取査定ポイントのご案内

査士標は実力、人気、需要が高いことから高額査定の可能性がありますが、掛け軸の買取は鑑定が難しいため知識や情報がないと損をしてしまうことがあります。まちがいなく査士標の作品であることが証明できると高い買取が期待できます。ギズやしみがないなど保存状態が良いとさらに高額買取できる可能性があります。

代表的な掛け軸作品の査定ポイント
  • 真作であるかどうか(証明書や鑑定書があればなお良い)
  • 作者の署名・落款(らっかん)があるか
  • シミ汚れ、欠けなどがなく保存状態は良好か
  • 素材の質、種類
  • シミ汚れ、欠けなどがなく保存状態は良好か
  • 付属品の欠けはないか(共箱・共布・栞などが揃っていれば査定額は上乗せできます)

6.査 士標の掛け軸作品の取引相場や取引参考価格

取引相場価格は、保存状態や作品の種類によって大きく変わります。査士標の作品はあまり市場に出回っていないため、希少価値も高く高値ての取引が見込めるので、もし査士標の作品をお持ちでしたら是非お問い合わせください。

7.査 士標の掛け軸作品の買取についての情報まとめ

査士標の作品は若年時は精細で気高い画風であったものが、最晩年には気韻荒寒に至る画風の変化が見られ、そのことから多くの研究者から注目を集めています。特に晩年の山水画は特に高い評価を受けています。査士標の真作であると証明することができるなら、査定額アップに繋がるでしょう。

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