佐竹 永湖(さたけ えいこ)の掛け軸買取を実施中!【SATEeee掛け軸買取】へ

1.佐竹 永湖の作品を売りたいお客様へ

佐竹永湖は幕末から明治にかけて活躍した画家です。幼名は金太郎で旧姓は加藤です。11歳の時から諸派を学んだものの明治維新後の混乱期に巻き込まれ一時は低迷を余儀なくされてしまいました。その後社会が安定してから才能を発揮したことでたくさんの作品を残しています。

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2.佐竹 永湖についての解説

佐竹永湖は11歳の時に土佐派と狩野派を習得したのち佐竹永海の門に映っています。井伊候の御前で揮毫した際に永海の「永」と井伊家の知行地であった琵琶湖の「湖」という字をとって永湖に下とされています。画力が認められ佐竹永海の長女の婿となっています。義理の父である永海の元で正統派の南北合流の画法を修めています。

3.佐竹 永湖の歴史

明示維新後は社会が安定したことでたくさんの作品を残しています。日本美術協会を中心として活躍しており宮内庁の御用絵師にもなり明治の日本画壇の中心として活躍をしてきた人物です。維新後は東京で内国絵画共進会での銅賞や妙技二等賞といった結果を残したことで名声が高まりました。晩年は日本画会の審査員を長く勤めています。子供に男子がいなかったため明治32年には黒田英陵を娘婿に迎えて嗣子としています。弟子には福田浩湖や織田旦斎などがいます。

4.佐竹 永湖の代表作

  • 獅子に牡丹図 (1888年)
  • 長生殿之図・不老門之図 (1990年)

5.佐竹 永湖の作品の買取査定ポイント

佐竹永湖は近代の画家であるため作品も多く残っています。ただし安価で取引されているのはあくまでも模写です。本人の作品はもっと高額の査定をしてもらえます。査定額を大きく左右するのは模写かどうかという点です。もちろん作品の状態も買取額には影響します。箱や作品に汚れが無いか、作品本体への汚れが無いかということで価格は変わってきます。

代表的な査定ポイント
  • 箱もきちんと残っているか
  • 作品に汚れはないか
  • 模写ではないか

6.佐竹 永湖の作品の取引相場価格

オークションでも見かけることがありますが中には10000円ほどで取引をされているものもあります。あまりにも安く取引されているのは本人の作品ではなく模写です。模写は安く取引されるのでまずは本人の作品であるかどうかの査定が必要です。自宅に作品がある場合には少しでも良い状態で保管できるよう桐の箱に入れて気温の変動がなく湿度の少ない場所で保管するようにしましょう。定期的に虫干しをすることも良い状態を維持するために大切です。

7.佐竹 永湖の作品の買取についてのまとめ

近代の画家で人気のある一人である佐竹永湖は残っている作品も多くあります。模写ではなく本物の場合には高値が期待できます。自宅に作品が眠っている場合には状態の良いうちに査定に出す方が査定額も期待できます。