佐藤一斎(さとう いっさい)の掛け軸買取を実施中!【SATEeee掛け軸買取】へ

1.佐藤一斎の掛け軸作品をお持ちで売りたいお客様へ

佐藤一斎は岩村藩家老佐藤信由の次男として美濃国(現在の岐阜県)に生れました。藩主松平乗薀の子の林述斎とともに昌平坂学問所で儒学を学び、昌平黌の教授となります。朱子学と陽明学を折衷した陽朱陰王と称される学風を確立し、門人に渡辺崋山、佐久間象山、山田方谷、横井小楠らがいます。 掛け軸作品は100,000円を超える値段がつくこともある作家です。

このページの目次

2.掛け軸作家「佐藤一斎」についての概要

佐藤一斎は岩村藩家老の佐藤信由を父に、岩村藩の江戸藩邸で生まれました。朱子学や陽明学に精通しており、幕府の学問所昌平黌の儒官を務めます。門人に佐久間象山や横井小楠、渡辺崋山、山田方谷らがいます。佐久間象山からは吉田松陰や勝海舟、坂本龍馬が影響を受けており、幕末から明治にかけて大きな影響を与えました。また、著書の『言志四録』は1133条からなり、西郷隆盛も抄本を手元に置いていたといいます。

3.掛け軸作家「佐藤一斎」の生い立ちや歴史

佐藤一斎は江戸後期の儒学者です。1772年に美濃国岩村藩の家老の家に生まれ、藩主の第3子松平衡(後の林述斎)に近侍します。井上四明に学び、のち大坂で中井竹山につき陽明学を学んだ後、江戸の昌平坂学問所で朱子学を修めました。林述斎の後任として昌平黌の儒官となり,幕府の儒教政策の一翼を担う活躍をしました。門人は渡辺崋山、佐久間象山,安積艮斎、横井小楠、山田方谷ら江戸後期から明治にかけて活躍した人材が多数います。

4.佐藤一斎の掛け軸作品の代表作一覧

  • 関雲長図(岸駒との合作)
  • 詩書

5.佐藤一斎の掛け軸作品の買取査定ポイントのご案内

佐藤一斎は幕末から明治にかけて大きな影響を与えた人物であり、掛け軸作品も100,000万円以上の値段がつくこともあります。高額査定の主なポイントは佐藤一斎の肉筆であることです。模写や贋作であれば査定額は10,000程度になります。

代表的な掛け軸作品の査定ポイント
  • 佐藤一斎の肉筆であるかどうか(鑑定書はあるか)
  • 保存状態はどうか(傷みや破損などはないか)
  • 作品の大きさはどのくらいか
  • 署名や落款の有無
  • 付属品の有無

6.佐藤一斎の掛け軸作品の取引相場や取引参考価格

『関雲長図』というお品は佐藤一斎と絵師の岸駒の合作ですが、肉筆保証され署名や落款もあり少し傷んではいるもののおおむね良好な状態を保っている作品です。このお品は120,000円で落札されています。また『詩書』という作品は佐藤一斎単独の作品ですがこちらも肉筆保証済みで保存状態も良いお品です。『詩書』は150,000円の値段がついています。

7.佐藤一斎の掛け軸作品の買取についての情報まとめ

佐藤一斎は江戸後期に儒学者として多くの門人を育てました。その中には明治維新で活躍した優秀な人材も多くおり、佐藤一斎の掛け軸は高値がつく傾向が強いです。お手元に佐藤一斎の掛け軸をお持ちの方は一度査定のお問い合わせくださいませ。