里村 紹巴(さとむら じょうは)の掛け軸買取を実施中!【SATEeee掛け軸買取】へ
1.里村 紹巴の掛け軸作品をお持ちで売りたいお客様へ
里村紹巴は、安土桃山時代に活躍した連歌師で、天性の豪放な性格と強靭な精神力で戦国の世に連歌の旋風を起こしました。明智光秀、豊臣秀吉など戦国武将と交流し、『羽柴千句』など多くの千句百韻を残しています。作家の手になる古文書の市場価値は高く、思わぬ高値も期待できます。
このページの目次
2.掛け軸作家「里村 紹巴」についての概要
里村紹巴(1525年~1602年)は奈良県出身で、号は臨江斎などとと称しました。連歌を周桂、里村昌休に学び、昌休の後を継ぎ里村姓を名乗りました。連歌の巨匠としてその名を乱世に轟かせ、旺盛な創作意欲で一座した連歌は非常に多かったと言われています。連歌論の確立にも尽力し『連歌至宝抄』などを著し、さらに古典注釈の編著も数多く残しました。
3.掛け軸作家「里村 紹巴」の生い立ちや歴史
里村紹巴は、当代きっての連歌師として多くの戦国大名、公家や高僧などと交流を深め、1582年には明智光秀の「愛宕百韻」にも参加しました。しかしこの件が、本能寺の変の後、豊臣秀吉に疑念を持たれる事態となってしまいます。なんとか危機を脱した紹巴でしたが、1595年、豊臣秀次の事件に関わったことにより一時期三井寺への蟄居を命じられ、失望の念を抱きながら79歳で人生を終えました。
4.里村 紹巴の掛け軸作品の代表作一覧
- 連歌至宝抄
- 源氏物語抄
- 式目秘抄
- 匠材集
5.里村 紹巴の掛け軸作品の買取査定ポイントのご案内
古文書であるため、保存状態については経年の汚れなどが逆に高評価に転じることもあります。真作の市場需要の高さのため、証明書や花押などで真作であると確認できるかどうかが重要な査定ポイントです。共箱など付属品が揃っているといった条件が整うと、さらに高値がつくこともあります。
代表的な掛け軸作品の査定ポイント- 作家の真作であるかどうか(証明書や鑑定書があるとなお良い)
- 付属品が備わっているか(箱や紐、軸先、軸棒などが残っているか)
- サインや花押、落款があるかどうか
- 保存状態が良いものかどうか(傷やシミなど汚れがないか)
- 希少な作品かどうか(コレクターが多いほど査定額はアップします)
- どのような素材でできているか
6.里村 紹巴の掛け軸作品の取引相場や取引参考価格
肉筆の作品で署名や花押が明確に確認できる場合などはおおむね高値で取引されることが多く、作品全体が縦104.5cm、横46cm、本紙が縦26cm、横33.5cmの肉筆保証済みの栄西句入の消息文は、折れや少しの傷みなどある状態ながら付属品として箱が残っており、作家の花押がはっきりと確認できたため、51,000円で落札されました。証明書や鑑定書で真作の保証ができる、共箱、軸先、紐など付属品が揃っている、作品の保存状態が良好など条件次第で、意外な高額落札も期待できます。お手元に作品がある場合は、一度査定に出されてみることをお勧めします。
7.里村 紹巴の掛け軸作品の買取についての情報まとめ
里村紹巴はその生涯を連歌の発展に捧げ、旺盛な創作意欲とたゆまぬ鍛錬で連歌の一時代を築いた歴史的価値の高い作家です。安土桃山という時代の息吹を感じる作品の需要は高く、真作だと証明できる保存状態のよい書状などは高額査定の見込みが高いでしょう。
その他の掛け軸について
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