沢野 文臣(さわの ぶんしん)の作品を高価買取!掛け軸の査定ポイントを徹底解説!

1.沢野 文臣の作品を売りたいお客様へ

沢野文臣は山口県が生んだ風景画家であり、1937年から1964年まで活躍した、近代美術を代表する巨匠です。美術的価値が大変高く、作品によっては、470万円の評価額が付くこともあります。買取査定でも10万円クラスが狙える高額作家ですので、人となりや作品について、基本的なことをぜひおさえておきたい1人です。

このページの目次

2.沢野 文臣についての解説

1914年山口県に生まれた沢野文臣は、現在の京都芸大で日本画の基本を学んだ後、堂本印象の画塾東丘社に入門します。堂本印象は、伝統的画法を土台に据えて、西洋画法を取り入れた近代的画風を確立、日本画の世界に新風を巻き起こした画家です。文臣の画風にも強い影響が見られますが、文臣自身は風景画に新境地を見出していました。芸大に進学したとき、21歳だった文臣が、ようやく才能を開花したのが45歳と遅咲きでした。

3.沢野 文臣の歴史

沢野文臣は、1914年に山口県に生まれました。画家を志して京都に移住後、芸大に進学し基本を学びます。卒業後の1937年、堂本印象の画塾東丘社に入門、日本画を本格的に学びます。日展を中心に作品の発表をしていきますが、才能が花開いたのは1956年および1957年と日展での特選連続受賞のときでした。1964年に菊華賞を受賞したときは、50歳でした。沢野文臣は風景画と花鳥画を好んで描いていますが、西洋画風での重厚な筆使いは、見る者に安ど感を与えるやさしさがあり、人気を集めています。

4.沢野 文臣の代表作

  • 『風景』
  • 『朝明』
  • 『慈手』
  • 『炎』
  • 『岩礁』

5.沢野 文臣の作品の買取査定ポイント

沢野文臣は、真作で美品だと高額査定を狙えるので、”文臣”の直筆サインと落款を見つけるのがお薦めです。額裏に画題と直筆サインおよび落款が共シールとして、添付されています。通常、作品版下左右端にありますが、画集画の一部に共シールが一切見当たらないこともあります。真作かどうかを判断する手がかりがないので、多くの場合高額になりません。

代表的な査定ポイント
  • 真作
  • 直筆サイン
  • 落款
  • 共シール

6.沢野 文臣の作品の取引相場価格

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7.沢野 文臣の作品の買取についてのまとめ

沢野文臣は、現代では名前を知る人がほとんどいないので、画風に惹かれてかマニアック趣味の流れで、購入されていく人がほとんどです。年平均1万円弱の取引価格は魅力です。保存状態が良いことと大作であることで、より取引価格が上がります。家の倉庫を探してみてください。欲しいと思っている人が必ずいます。