清巌 宗渭(せいがん そうい)の掛け軸買取を実施中!【SATEeee掛け軸買取】へ
1.清巌 宗渭の掛け軸作品をお持ちで売りたいお客様へ
清巌宗渭は、安土桃山時代から江戸前期にかけての臨済宗の僧です。書画に優れ、千利休の孫の千宗旦の参禅の師でもあり、茶の湯に関する才もありました。清巌宗渭の優れた書は、当時から茶席の掛物として高い人気がありました。清巌宗渭の一行書などは特に人気があり、高値の買取も期待できます。
このページの目次
2.掛け軸作家「清巌 宗渭」についての概要
臨済宗の僧、大徳寺百七十世であった清巌宗渭。大徳寺の玉甫紹琮に修行し、賢谷宗良を嗣いで大徳寺の住職となりました。書画に秀で、張即之の影響を強く受けた書は茶席で人気が高く、大変愛好されたようです。古渓宗陳の語録である蒲庵稿の編者としても知られ、茶の湯に関する「清巌禅師十八ヶ条」を残した人物でもあります。
3.掛け軸作家「清巌 宗渭」の生い立ちや歴史
1588年に生まれ、9歳で京都の玉甫紹琮について出家します。玉甫紹琮が亡くなった後は、賢谷宗良の弟子となって法を継ぎました。1625年には大徳寺の住職170世となります。1649年に幕府の命令によって品川東海寺の住持になりました。亡くなったのは1661年で74歳の時でした。
4.清巌 宗渭の掛け軸作品の代表作一覧
- 清巌禅師十八ケ条
- 清巌宗渭筆
- 達磨画賛「廓然無聖云々」
5.清巌 宗渭の掛け軸作品の買取査定ポイントのご案内
千利休の孫として、僧でありながら茶の道にも通じていた清厳宗渭の書は、茶掛けとして評価が高く、高額査定も大いに見込めます。査定におけるポイントは、清厳宗渭本人の真筆であること、また、落款や伝世箱の有無となります。
代表的な掛け軸作品の査定ポイント- 作者の署名・落款(らっかん)があるかどうか
- 付属品が全て揃っているか(伝世箱・共布・栞などが揃っていれば査定額が上乗せになります)
- 真作であるかどうか(証明書や鑑定書があればなお良い)
- 素材の質、種類
- シミ汚れ、欠けなどがなく保存状態は良好か
6.清巌 宗渭の掛け軸作品の取引相場や取引参考価格
清巌宗渭の作品はあまり出回っておらず、取引された実例が少ないため、明確な相場は不明です。オークションなどに出品されている作品は真作保証がないものも多いようです。過去に落札されたものでは、真贋不明の清巌宗渭の書で縦117cm横56cmのものに61件の入札があり98,200円で落札されていました。清巌宗渭の肉筆とされるものであれば、真贋が不明の掛け軸でも5万円前後で落札されています。また、最高落札額は321,000円の『松山萬歳々々萬々歳』という横物でした。これは、時代箱と二重箱、栞などの付属品がある真作保証のある作品であるため、高額落札となったようです。このことから、保存状態が良好で、共箱などが付属しており、清巌宗渭の筆致がよく現れた逸品であれば数十万円の査定額も期待できそうです。
7.清巌 宗渭の掛け軸作品の買取についての情報まとめ
清巌宗渭は臨済宗の僧、大徳寺百七十世であり書画に優れた人物でした。また、茶の湯に関する知識もあり、「清巌禅師十八ヶ条」を残したことでも有名です。清巌宗渭の一行書は人気が高く、高値での買取は大いに期待できます。作品をお持ちでしたら査定に出してみることをお勧めします。
その他の掛け軸について
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