関 牧翁(せき ぼくおう)の掛け軸買取を実施中!【SATEeee掛け軸買取】へ
1.関 牧翁の掛け軸作品をお持ちで売りたいお客様へ
関牧翁は近現代の禅僧です。伝統的な禅の枠にとらわれず、禅の精神を広く一般に普及しようとつとめました。著書出版やテレビ出演に多忙だった一方で書画にも長け、多くの作品を遺しました。とくに「達磨図」と呼ばれるジャンルの掛け軸は、近年高値での取引がひんぱんにおこなわれています。
このページの目次
2.掛け軸作家「関 牧翁」についての概要
関牧翁は昭和期に活躍した臨済宗の禅僧です。旧姓岩井、本名を巍宗(ぎそう)といいます。言葉にあらわしづらい禅の神髄をあっさりとした物言いで表現し、その言動は時の政財界も注目したとされています。関牧翁にとって禅とは日常のささやかな部分に隠れているものであり、説法では身近なものや出来事を巧みに話題にとりいれ、その教えをわかりやすく伝えようと苦心しました。
3.掛け軸作家「関 牧翁」の生い立ちや歴史
関牧翁は1903年に群馬県で生を享けました。24歳のとき岐阜県瑞厳寺に出家、1930年臨済宗天龍寺で関精拙と出会います。すでに天龍寺管長であった関精拙の仁徳にふれた関牧翁はいたく感動し、彼を生涯の師と認め、あまつさえ養子にまでなりました。のちに「運命だった」とふりかえる出会いを経た関牧翁はいっそう修行にうちこみ、1946年には師と同じ天龍寺管長にまでのぼり詰めます。以後は弟子の育成にはげみながらも、一般に開かれた禅宗をめざして著作執筆などの仕事にもとりくみました。1991年2月23日に遷化。享年89歳でした。
4.関 牧翁の掛け軸作品の代表作一覧
間違いなく関牧翁の作だと保証できる掛け軸ならば高額査定も視野にはいります。そのため、落款やサイン、共箱、鑑定書などで真作だと証明できるかが大きなポイントです。また、真作でも保存状態があまりに劣悪だと査定額に響きます。その点にも注意をはらいたいところです。
代表的な掛け軸作品の査定ポイント- 保存状態の良し悪し(表装に傷・汚れ・カケ、本紙にシワ・色剥げ・反り・日焼け、など)
- 付属品、とくに共箱の有無やその造り(桐箱や二重箱は査定額が上がる場合あり)
- 優良な素材で作成されているか(たとえば軸先が象牙かプラスチックかで査定額は変動する)
- 署名の有無(作品自体にない場合も、付属品にサインされている可能性あり)
- 本人が書いた真作か他人の模写作品か(証明書か鑑定書があればスムーズな判断が可能)
5.関 牧翁の掛け軸作品の買取査定ポイントのご案内
関牧翁の掛け軸は状態が良いものならば数万円が相場であり、達磨図はとくに高値がつきやすい傾向にあります。近年で注目された案件ですと、真作保証で「肉筆紙本、共箱、大幅、横物、軸先陶製。ひやけ、しみ等ございます。」と説明した軸外枠195cm×128.5cm、本紙86cm×116.5cmの『大祖師像』がネットオークションに出品され、301,000円で落札されました。他にも十万円台で取引された例がいくつかあり、関牧翁の人気の高さをうかがわせます。
6.関 牧翁の掛け軸作品の取引相場や取引参考価格
関牧翁は禅の教えを俗世に伝えようと心をくだいた近現代の名僧です。また、真作だと断言される名品ならば実際に数十万円での買取も成立する、優れた掛け軸作家でもありました。高額買取には正しい知識にささえられた査定が不可欠です。関牧翁の掛け軸をお持ちならばその道のプロに一度お任せください。
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