関 思恭(せき しきょう)の掛け軸買取を実施中!【SATEeee掛け軸買取】へ

1.関 思恭の掛け軸作品をお持ちで売りたいお客様へ

関思恭は、日本の書家です。字を子肅、鳳岡と号し、そのほか墨指生としました。思恭は細井広沢門の秀才として知られ、とりわけ草書が巧みであったことから、草聖と称せられています。小石川に塾を開いて子弟に書を教授し、門生は五千余人に及びました。

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2.関 思恭の掛け軸作品についての概要

関思恭の筆法は極めて優れており、師の細井広沢も思恭を高く評価していました。代書させることも多く、浅草待乳山の歓喜天の堂に掲げられている『金龍山』の扁額は広沢の落款印があるものの思恭が代筆したものとして知られています。他に、豊森山文殊院の『豊森山』扁額、氷川女體神社の『武蔵國一宮』扁額など多数の寺社の扁額なども書しました。

3.関 思恭の掛け軸作品の歴史や情報

関思恭は水戸に生まれ、幼少時から筆や硯を遊具の代わりとするほど書道に親しんでいました。16歳のとき江戸に出て、細井広沢に入門し、すぐにその才能を見いだされ、たちまち広沢門下の一番弟子となりました。27歳で常陸土浦藩に右筆として仕え禄を得ました。60歳の頃から病を患い、歩行が困難になってしまいますが、その運筆は衰えることはなかったそうです。享年69。

4.関 思恭の掛け軸作品の代表作一覧

  • 扁額
  • 一行書

5.関 思恭の掛け軸作品の買取査定ポイントのご案内

掛け軸の買取は、鑑定が難しいため知識や情報がないと損をしてしまう可能性があります。関思恭の作品も例外ではありません。まちがいなく関思恭の作品であることが証明できると高い買取が期待できます。さらに、ギズやしみがない状態であればプラス査定が期待できるでしょう。

代表的な掛け軸作品の査定ポイント
  • 関思恭本人の作であるかどうか(証明書や鑑定書があればなお良い)
  • 作者の署名(銘)があるか
  • 保存状態は良好か(欠けなどはないか)
  • 素材は何でできているか
  • 付属品は揃っているか(共箱・共布・栞などが残っているか)

6.関 思恭の掛け軸作品の取引相場や取引参考価格

関思恭の掛け軸『一行書』は33,000円で取引されました。こちらは、肉筆、紙本、絹装、総丈約186cm×40cm、本紙約116.8cm×27cmです。画名が高いことから贋作も出回っており、高額査定には鑑定書や烙印などから関思恭の真作であることを証明することが必須条件です。

7.関 思恭の掛け軸作品の買取についての情報まとめ

関思恭の作品の市場需要は高いですが、少しでも高額で売却したいと望んでいるのなら、真作保証できること、保存状態が良いことが重要なポイントになるでしょう。お手元に関思恭の掛け軸作品をお持ちの場合には、是非一度お問合せくださいませ。