世古 鶴皐(せこ かっこう)の掛け軸買取を実施中!【SATEeee掛け軸買取】へ
1.世古 鶴皐の掛け軸作品をお持ちで売りたいお客様へ
世古鶴皐は、生没年不詳とされる江戸時代に活躍した浮世絵師で、1813年版〜1830年版(文化10年版〜文政13年版)の『平安人物誌』にその名前が記されています。判明している情報が少ないですが、もし真作が発見されれば思わぬ高値がつく可能性もあります。
このページの目次
2.世古 鶴皐の掛け軸作品についての概要
世古鶴皐が手掛けたとされる『倣曾我蕭白山水図屏風』は、1997年に京都の美術商で見出されました。左隻の落款から、『平安人物誌』に名前が記されている「世古升(号は鶴皐)」の作だといわれています。「蛇足十世」を名乗った曾我蕭白の作風に似ているとされていることから、蕭白とも何らかの関連性がある絵師だと考えられています。
3.世古 鶴皐の掛け軸作品の歴史や情報
世古鶴皐は、代々聖護院に仕える寺侍だった世古家に生まれます。略歴を残す伝記が残っていないため、1813年〜1830年版(文化10年から文政13年版)の『平安人物誌』に記されている名前と、作品に残された落款、落款中の文字、作風などから師系、人物像が推測されています。蕭白の影響を受けた絵師の一人だとも考えられていますが、鶴皐が「蛇足十一世」だと主張していることから、蕭白直系の継承者なのではないかとも推測されています。
5.世古 鶴皐の掛け軸作品の買取査定ポイントのご案内
真作を保証する落款やサイン、証明書があれば査定価格は高くなる可能性があります。ほかにも高額になる条件としては、作品の保存状態、仕立てやサイズ、画題、作品年代などもあわせて総合的に評価されます。
代表的な掛け軸作品の査定ポイント- 世古鶴皐の作であるかどうか(証明書や鑑定書があればなお良い)
- 世古鶴皐の署名(銘)があるか
- 保存状態は良好か(欠けなどはないか)
- 軸や画の素材は何でできているか
- 付属品は揃っているか(共箱・共布・栞などが残っているか)
6.世古 鶴皐の掛け軸作品の取引相場や取引参考価格
世古鶴皐の掛け軸などの作品はネットオークションなどでは真贋不確かなものでも数万円で取引されています。例えば模写作品の『布袋画賛』という作品では、全体サイズ縦約163cm×横約38cm、本紙サイズ縦約71.5cm×横約21.5cm、「紙本」、「軸先が木」、作品状態は「イタミ、シミ有り」」とするものが、16,110円で落札されています。
7.世古 鶴皐の掛け軸作品の買取についての情報まとめ
世古鶴皐は江戸時代に活躍した浮世絵師とされますが、詳しい生没年はわかっていません。鶴皐に関する資料は少なく市場にもあまり出回っていないため、真作であれば希少性から高値となることも期待できます。鶴皐の掛け軸作品を所有されている方は、是非一度査定を検討されることをお勧めいたします。
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