世尊寺 行能(せそんじ ゆきよし)の掛け軸買取を実施中!【SATEeee掛け軸買取】へ

1.世尊寺 行能の掛け軸作品をお持ちで売りたいお客様へ

世尊寺行能は、鎌倉時代前期の公卿・歌人です。太皇太后宮亮・藤原伊経の長男で、法号は寂然です。世尊寺流の三筆の1人として称される能書家でもあります。現在でも世尊寺行能の功績は高く評価されており、真作であれば数万円の値がつく可能性もあります。

このページの目次

2.世尊寺 行能の掛け軸作品についての概要

世尊寺行能は歌人・能書家として名高く、九条道家の信任を受けていました。1233年の四条天皇の大嘗会で悠紀主基屏風色紙形の清書を担当し、『新勅撰和歌集』では清書に加え、自身の和歌も採録されています。勅撰歌人として『新古今和歌集』(1首)以下の勅撰和歌集に47首が採録されているなど、多くの歌合に出詠したことでも名を知られています。

3.世尊寺 行能の掛け軸作品の歴史や情報

世尊寺行能(1179年~没年不詳)は世尊寺家の第8代目当主です。代々続く能書家に生まれ、行能も和様の書法である世尊寺流を習得しました。この世尊寺流は平安時代から鎌倉時代ころには最も権威ある書流として栄え、朝廷や貴族に用いられていました。鎌倉幕府とも関係が深く、東国に下った時に詠んだ和歌が『続古今和歌集』に所収されています。

4.世尊寺 行能の掛け軸作品の買取査定ポイントのご案内

世尊寺行能はその知名度や人気から贋作も多く出回っています。高額査定には真作であることが何より重要であるため、証明書や鑑定書がある場合は高値での取引が期待できます。作品の来歴、制作年代や題名がはっきりしているかどうかも査定の際に重要なポイントです。

代表的な掛け軸作品の査定ポイント
  • シミ汚れ、欠けなどがなく保存状態は良好か
  • 付属品の欠けはないか(共箱・共布・栞などが揃っていれば査定額は上乗せできます)
  • 真作であるかどうか(証明書や鑑定書があればなお良い)
  • 作者の署名・落款(らっかん)があるか
  • 大きさ(高さ、横幅をご確認ください)

5.世尊寺 行能の掛け軸作品の取引相場や取引参考価格

世尊寺行能の作品が現代の美術品買取市場に出回ることはほとんどなく、実際の買取相場価格は残念ながら不明です。取引相場価格は真作保証の可否、さらに保存状態や作品の種類によって大きく変わります。

6.世尊寺 行能の掛け軸作品の買取についての情報まとめ

世尊寺流の三筆の1人と称された世尊寺行能は、日本の書道史に大きな影響を与えた人物です。市場に出回ることは多くありませんが、掛軸、絵巻、屏風など多種の作品を残しています。もし作品をお持ちでしたら査定に出されることをお勧めいたします。