雪舟(せっしゅう)の掛け軸買取を実施中!【SATEeee掛け軸買取】へ

1.雪舟の掛け軸作品をお持ちで売りたいお客様へ

雪舟は日本を代表する水墨画家であり、その作品と業績は素晴らしいものです。歴史上の人物としても有名で芸術性の高い作品を多く残し、日本独自の芸術文化の発展に貢献しました。現在の市場価値も非常に高く、中には国宝に指定されている作品もあります。

このページの目次

2.掛け軸作家「雪舟」についての概要

室町時代後半の画僧である雪舟は、雄大で個性的な描写によって優れた山水画を描きました。雪舟の作品は6点が国宝として指定されており、日本の絵画史において特別高い評価を受けています。雪舟の神格化は江戸時代から始まりました。それは、当時の画壇を支配していた狩野派が雪舟を師と仰いだことにより、諸大名が雪舟の作品を求めたからであるといわれています。日本文化の一つを生み出した雪舟は優れた墨彩画を世に残し、画聖と称えられました。

3.掛け軸作家「雪舟」の生い立ちや歴史

雪舟が生まれたのは、1420年。現在の岡山県総社市赤浜で誕生しました。1431年に宝福寺に入り僧となった後、京都相国寺に入って春林周藤に師事します。1465年ごろから雪舟を名乗り、1467年に明へ渡航します。2年の間、本格的な水墨画に触れて研究に尽力しました。1468年には、北京にある礼部院中堂に壁画を描いて、1469年に帰国。1476年からは島根県に住み、1486年には周防に雲谷庵を新築して「天開図画楼」と名付けました。明確な記録はないものの、1506年に亡くなったとされています。

4.雪舟の掛け軸作品の代表作一覧

紙本墨画秋冬山水図
慧可断臂図(1496年)
山水図

5.雪舟の掛け軸作品の買取査定ポイントのご案内

雪舟ほどの有名な人物の作品であれば、作品に多少の難があっても、高額買取になることが多いです。ですが、保存状態が良く共箱なども付属していれば、さらに高値で査定されます。また、付属品なども加味して査定額が決まるため、鑑定書や保証書などがある場合は一緒に査定に出しましょう。

代表的な掛け軸作品の査定ポイント

真作であるのかどうか
汚れや破れなどはないかどうか
共箱などがあり署名が確認できるかどうか
出来栄えの良い作品であるかどうか

6.雪舟の掛け軸作品の取引相場や取引参考価格

雪舟の作品はオークションなどでも高額で落札されることが多いようですが、出品されている作品数が多くはないため相場を知ることは難しいのが現状です。ネットオークションなどで過去の取引を見ると、およそ20万円前後で落札されています。松山名品画展覧会に出品された『布袋図』縦163cm横53cmの掛け軸が200,000万円で落札されていました。この作品はシミや汚れシワなども多数あり、共箱も付属していなかったためこの価格で落札されたようです。最高落札額の作品は、270,000円の『龍虎仙人図双幅』でした。こちらは共箱・合わせ箱もなく、シミや汚れなどもある品でしたが、出来栄えが良かったことから、この落札額になったようです。骨董品店などの査定では、雪舟ほどの画家の作品は、数十万円から数百万円の価値がつくことは珍しくありません。

7.雪舟の掛け軸作品の買取についての情報まとめ

雪舟は日本の芸術文化を発展させ、それを世界に知らしめた素晴らしい人物です。雪舟の描いた作品は、日本だけでなく海外でも高く評価され、その作品群の市場価値は高く、査定額が数百万円以上になることもあります。作品をお持ちの場合は査定に出してみることをお勧めします。

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