司馬 江漢(しば こうかん)の掛け軸買取を実施中!【SATEeee掛け軸買取】へ

1.司馬 江漢の掛け軸作品をお持ちで売りたいお客様へ

司馬江漢は江戸末期に日本で初めて銅版画の制作に成功したほか、西洋の様々な技術に興味を抱くなど進取の気性に富んだユニークな人物として知られています。このため掛け軸などの作品は人気が高くなる可能性もあり、買取においても高値を期待できる作家といえるでしょう。

このページの目次

2.掛け軸作家「司馬 江漢」についての概要

司馬江漢は江戸時代末期の画家です。狩野派などにおいて絵を学んだ後、蘭学者でもあったことから平賀源内らに触発され洋風画を研究し始めます。そして日本初の腐食銅版画の制作に成功したことで有名です。また、風景画の油彩を得意としたことでも知られます。浮世絵師の鈴木治重は彼の別名です。

3.掛け軸作家「司馬 江漢」の生い立ちや歴史

司馬江漢は1747年、江戸で生まれました。多才であったことで知られ、絵のほか西洋の天文学や地理学も学び、思想家であり文筆家でもありました。30歳前後で平賀源内と知り合い、洋風画や化学にも興味を持ちます。日本初の銅版画の成功を経て油彩を極めますが、晩年は墨画による淡彩の風景図を残しました。1818年に81歳で亡くなりました。

4.司馬 江漢の掛け軸作品の代表作一覧

冬月図
縁先美人図(1771年頃)
江之島富士遠望図(1807年)

5.司馬 江漢の掛け軸作品の買取査定ポイントのご案内

司馬江漢は江戸末期において日本初の銅版画の作成に成功したという業績を残したこともあり人気のある作家です。それだけに掛け軸などの作品も高値となるケースがあります。高額査定となる条件としては、間違いなく司馬江漢の作品であるといえることが必要です。その他、作品のサイズや、保存の状態、落款や署名があるか、箱の有無などで査定は変化します。

代表的な掛け軸作品の査定ポイント

間違いなく司馬江漢の作品であるといえるか
作品のサイズはどれくらいか
保存状態はどうか
箱はあるか
落款や署名はあるか

6.司馬 江漢の掛け軸作品の取引相場や取引参考価格

司馬江漢の掛け軸作品は、ネットオークションなどで真贋不明なものが5万円ほどで取引されています。真作となるとなかなか見かけることもないですが、真作保証された掛け軸作品『幕府武家屋敷図』では、76,000円で落札されています。サイズは画面が縦約30.1cm×横 約45.8cm、軸が縦約123.7cm×横約49cmで、状態は「画に汚れ・折れ・表具にシミ・汚れ・ホツレがあり」とするものです。紙本、画面右には作者のサインがあり、鑑定書はないもの真作として強く保証されています。人気があり贋作も多い作家のため、真作であれば十数万円の高価買取も期待できると言えます。

7.司馬 江漢の掛け軸作品の買取についての情報まとめ

司馬江漢は日本で最初の銅版画製作者としてその知名度は高く、掛け軸などの作品も高値となる可能性があります。司馬江漢のものかもしれないという作品を持っているという方は、是非一度査定に出されることをお勧めいたします。

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