島田 元直(しまだ もとなお)の作品を高価買取!掛け軸作家の査定ポイントを徹底解説!
1.島田 元直の作品を売りたいお客様へ
島田元直は、江戸中期から後期にかけて活躍した画家です。島田家は院長官を勤めるなどの公家であったことから従四位下主計頭となりました。また、島田元直は円山応挙に画を学び、1790年の御所造営にも応挙一門として参加しています。
このページの目次
2.島田 元直についての解説
島田元直(1736年~1819年)は、円山応挙に師事し、花鳥を得意としました。朝廷に仕えて主計頭(かずえのかみ)となり、寛政年間に内裏の常御殿および仙洞御所夜御殿に障壁画を描いた功績が伝えられています。
3.島田 元直の歴史
島田元直は京都生まれで、字は子方、姓は紀、子玄、号を鸞洞・素軒、主計頭と称しました。1775年に出版された『平安人物誌』で島田元直は、20名が載る絵師のうちの一人に選ばれています。応挙、伊藤若冲、池大雅、与謝蕪村、呉春、曾我蕭白ら錚々たる顔ぶれが並び、このことから島田元直は一流の絵師として評価されていたことがわかります。
4.島田 元直の代表作
- 障壁画
5.島田 元直の作品の買取査定ポイント
掛け軸の買取は、鑑定が難しいため知識や情報がないと損をしてしまう可能性があります。島田元直の作品も例外ではありません。島田元直の作品であることが証明できると高い買取が期待できます。さらに、ギズやしみがない状態であればプラス査定が期待できるでしょう。
代表的な査定ポイント- 真作(本物)かどうか(サインや落款が確認できるか、いつの時代の作品であるか)
- 市場価値はあるか(有名作家の作品なら多少劣化していても高値が付きます)
- 保存状態は良好か(補修せずにそのままお持ちください)
- 掛け軸の素材の質、種類
- 付属品の欠けはないか(共箱・共布・栞などが揃っているか)
6.島田 元直の作品の取引相場価格
現代の美術品市場において、島田元直の作品が市場に出回ることはあまりなく、買取相場価格は不明です。贋作が流通している可能性も高いため、島田元直の真作であることや保存状態が良いことで高値の査定を見込めます。
7.島田 元直の作品の買取についてのまとめ
巧みな描写力、確かな表現力を誇っていた島田元直。『平安人物誌』に載る20名のうちの一人として選ばれた作家だけに、作品には希少価値もあります。もし島田元直の作品をお持ちでしたら、ぜひ一度査定に出されてみてはいかがでしょうか。
お手持ちの品物名や作者などご入力し検索をすると、品物の取引相場価格や品物情報などを閲覧する事ができます。