清水 公照(しみず こうしょう)の作品を高価買取!清水 公照の査定ポイントを徹底解説!

1.清水 公照の作品を売りたいお客様へ

華厳宗の僧侶である清水公照は書画や陶芸での才能も持ち合わせていて、僧侶ならではの視点をその作品で表しているのが特徴です。豊かな感受性と安定した情緒が産み出した作品は多くの人を魅了し、またそこからにじみ出る人生観に共感する人も少なくはありません。

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2.清水 公照についての解説

清水公照は1911年生まれで今の姫路市の出身です。華厳宗の僧侶としてその教えを広める一方で、書画家・陶芸家としても創作活動を続けていました。煩悩こそが人間らしさというユニークな考え方はそのまま作品に受け継がれ、粘り強く個性的で尚且つ心温まるような作風が持ち味となっています。書画を通して華厳宗の教えを人々に伝えることを生涯をかけて貫いた、人間的にも崇敬に値する人物です。1999年没。

3.清水 公照の歴史

清水公照は1933年に龍谷大学仏教学科を卒業し、その後1937年から4年間、天竜寺にて参禅。出征先の中国廬山で終戦を迎えた後1946年には東大寺塔頭宝厳院住職となります。今日の東大寺学園の前進である青々中学を創設し、自らが校長に就任、書道教師を兼任します。大寺学園幼稚園園長や女子学院院長、華厳宗宗務長、東大寺学園理事長などを歴任し、大仏殿大屋根昭和大修理に伴い書画や陶芸の創作活動10年に亘ります。1981年には別当を引退し1994年に郷里である姫路市書画の里・美術工芸館の名誉館長に就任します。

4.清水 公照の代表作

  • 東大寺の名物別当
  • この自然魚…
  • 秋祭

5.清水 公照の作品の買取査定ポイント

清水公照の作品は独特のタッチを持っています。活動時期も比較的最近なため作品の状態は良いものが多く、保管状態は特に重視するところでしょう。色合いも鮮やかですのでそれが生かされているものほど高値で取引される傾向にあります。温かさの伝わってくる画風が特徴ですので見ていて心が和む作品が特に好まれ、取引も多くなっています。

代表的な査定ポイント
  • 色合いが鮮やかに残っている
  • 作家の署名や落款がある
  • 作品の希少性

6.清水 公照の作品の取引相場価格

清水公照の作品は色紙などに描かれたものが多く、大きさはそれほど大きなものはありません。そのため通常の色紙サイズのものであればヤフーオークションで1000円程度から取引されています。また人気の書画であれば10,000円弱の値が付くものもあります。大きさとしては45cm×42cm程度のものとなり、値段も大きさも程よいものが多く手に入れやすいはずです。特に気を付けたいのはやはり落款や署名で、その次に時代が最近のものが多いため保管状態は高レベルとなりますのでその辺りは特に重点を置いて見るのがポイントです。

7.清水 公照の作品の買取についてのまとめ

清水公照は僧侶としての顔と書画家・陶芸家としての顔も持っています。華厳宗の教えを独特のテイストを持った作風で仕上げ、どのシーンにも合う作品が人気の作家です。色鮮やかでユニークなその作品はこれからも価値が下がることはないでしょう。